2年ぶりの日比谷野音ライブで感じた手応え

――今回は選抜メンバーを代表して、5人のメンバーの皆さんに来ていただきました。まずは、お1人ずつ簡単に自己紹介をお願いします。

小嶋花梨(以下、小嶋) NMB48グループキャプテンの“こじりん”こと、小嶋花梨です。最近の趣味はサッカー観戦です。

――どこのチームを応援していますか?

小嶋 もちろん、ガンバ大阪です!

――ですよね!ありがとうございます。では、続けてお願いします。

坂田心咲(以下、坂田) 8期生の“さかたん”こと、坂田心咲です。私は半身浴にハマっていて、毎日30分以上は湯船に浸かっています。

塩月希依音(以下、塩月) NMB48ドラフト3期生の“けいと”こと、塩月希依音です。“体力おばけ”と呼ばれています。体力には自信があります。

――続いて、初選抜のお2人もお願いします。

三鴨くるみ(三鴨) 10期研究生の“くるみ”こと、三鴨くるみです。最近ハマっていることは柔軟剤の調合です。

一同 (笑)。

――そのお話、詳しく聞かせてもらってもいいですか?

三鴨 いくつかの柔軟剤を色んな割合で混ぜて、自分なりのいい匂いを見つけることにハマっています。

――なるほど。意外過ぎる回答でびっくりしました。

一同 (笑)。

高橋ことね(以下、高橋) 同じく、NMB48 10期研究生の“ことっち”こと、高橋ことねです。趣味はパソコンのゲームです。ホラーゲームにハマっていて、怖がりながらハラハラしながらプレーするのが好きです。

――ということで、個性的な5人をお迎えしましたが、まずは、2年ぶりに開催された東京・日比谷野外音楽堂でのライブ(9月21日に開催)の感想から聞かせてください。

坂田 会場全体が熱気に包まれていて、1曲目の「ドリアン少年」が終わる頃にはメンバーみんな汗だくでした。スプラッシュ席のファンの皆さんに水をかけるという演出が私は初めてだったんですけど、子ども心を思い出すような楽しいライブになりました。

塩月 野外ということで、私達自身もそうですけど、ファンの皆さんも開放感を感じてくださっていたと思います。一番後ろの席の方達が笑ってくれている様子もステージからはよく見えましたし、タオルを回す曲では思いっきり振り回してくださったりしていて、会場にいる全員が野外ライブを楽しんでいるんだなと感じました。あと、時間が経つにつれて景色が変わっていく様子が感じられたのも野外ならではだなと思いました。

――前回とは、ライブを取り巻く環境も変わっていたと思いますが、そのあたりはいかがでしたか?

小嶋 2年前の景色は本当に今でも忘れられません。NMB48のライブは野外にばっちり合うという確信を持てたのが2年前の野音だったんですけど、今回も改めてそれを感じることができました。加えて、2年前には聞けなかったファンの皆さんの声援が聞けたことで、より一層、私達も開放的に思いきりパフォーマンスできたと思っています。

――東京にはフェスやイベントで来ることもあると思いますが、ワンマンライブとなると、やはり気合いが入るものですか?

小嶋 そうですね。東京のライブでの円陣では、大阪とはまた違った言葉をメンバーにかけたいなと思って、毎回毎回気合が入る瞬間ではあります。

――初選抜の三鴨さんと髙橋さんにとっては初めての野音ライブでしたが、しっかり楽しめましたか?

三鴨 私は野外ライブ自体が初めてだったんですけど、特に印象に残っているのは、序盤で歌った「ナギイチ」での水鉄砲を使ったパフォーマンスです。サビで、全員で大きな円を作って、走り回りながら水鉄砲を撃つというパフォーマンスだったんですけど、野外でしかできない水を使った演出だったのでとても楽しかったです。

――お2人ともMCのパートで振られていましたよね?

髙橋 私は人前に出させていただくこともまだまだ緊張するので、(MCでは)ちゃんと話せるように頭の中で考えて考えて伝えるようにしているんですけど、まだまだ下手なので…。でも、これからもっと上手に話せるようになる自分の未来を想像したら楽しみで仕方がないですし、今回は新曲も初披露させていただいて、会場の一体感を直接感じることができましたし、ファンの皆さんと一緒に盛り上がって楽しめたので…。(ここで止まって、しばらく考え込んでから)あ、オールOKだなと感じました。

一同 (笑)。

――最後どう着地するのか、ちょっとハラハラしました。

小嶋 私もです(笑)。