コロナ禍で確立された今のAMEFURASSHIのスタイル

――メンバー個人でのお仕事が増えた1年だったとも思いますが、市川さん的に特に印象に残っているお仕事はありますか?

市川 一番は、『SHAKE UP WALLOP』という配信番組に、MCとして出演させていただいたことかなと思います。AMEFURASSHIでは、はながMC担当なので、私は裏回し的なポジションを担当していました。ワチャワチャをまとめなきゃいけないMCというのは、すごく自分的には難しいなって思いながらも、でも、そこもずっと極めていきたいと思っていた部分だったからこそ、お話を聞いた時は嬉しかったですし、AMEFURASSHIにも何か持って帰れるいいチャンスかなって思ったので、自分的に一番成長できたお仕事だったなと思います。

――その経験がレギュラーのラジオ番組や市川さんが立ち上げたトークイベントなどにも繋がっていますよね。

市川 めちゃめちゃ繋がっていますね。今回、「ゆづらの時代」というトークイベントをやらせていただいて、初回は、同じ事務所のTEAM SHACHIの大黒柚姫ちゃんとCROWN POPの雪月心愛ちゃんにゲストで出演してもらったんですけど、『SHAKE UP WALLOP』では、ジグザグジギーの池田さんに助けていただいていたところを、全部自分1人でMCをやらなきゃいけなくて。色々反省点もあったけど、自分の中では『SHAKE UP WALLOP』で培った経験を活かしていけたかなと思っています。

――ここまでは、2023年を振り返ってきましたが、5周年という節目のお話も聞かせてください。改めて、どんな5年間でしたか?

市川 コロナ禍もあって、ファンの皆さんと会えない時期があって、自分的には苦しい時期が多かったなって思います。でも、今のAMEFURASSHIを見ていると、その期間も大事だったんだなって。コロナ禍だからこそ出来ることを考えて、ダンスの振りを固めようとか、基礎をやってみようとか、そういうことが出来たからこそ、今につながっているのかなと思います。どんどんレベルアップしたパフォーマンスが出来るようになってきて、楽曲の方向性も一気に定まってきました。この5年間が無かったら、今のAMEFURASSHIは絶対に無いし、もちろん3B juniorの活動があったからこそ、今のAMEFURASSHIらしさが確立出来たのかなと思っています。