普段から交流のある阿部顕嵐、高野洸と3人でラスベガスを堪能

――7月に発売した1st写真集『You &』は、ファンの声に応える形での制作とお聞きしました。

福澤 侑(以下、福澤) 前から写真集を出してほしいと言ってくださるファンの方もいらっしゃったのですが、出したはいいけど本当に買ってくれる人がいるのかという不安はありました(笑)。でも今回、機会をいただけて素直にうれしかったです。

――人気俳優が自ら公案したプランで旅をする番組『トラベラーズ・ハイ』のロケ期間中に、写真集の撮影も行われたそうですね。

福澤 そうです。(阿部)顕嵐、(高野)洸の3人でラスベガスに行きました。僕はラスベガスに行くのが初めてでした。

――何度も舞台共演のあるメンバーですが、プライベートでも交流はあるんですか。

福澤 みんなゲームが大好きなので、プライベートでも一緒にゲームをする仲です。

――撮影の合間にショーも観に行ったそうですね。

福澤 寝る時間を削って、3人でシルク・ドゥ・ソレイユの『O(オー)』『KA(カー)』『マイケル・ジャクソン ONE』の3作品を観に行きました。僕は昔からマイケルの曲が好きだったので、『ONE』を観た感想は「凄まじい」の一言。世界中で知らない人がいないと言うぐらい有名なマイケル・ジャクソンの曲を、キャストの皆さんが圧倒的な身体能力とパワーでパフォーマンスする訳ですからね。マイケルへのリスペクトを込めつつ、今ならではのダンスの要素も取り入れていて、さすがシルク・ドゥ・ソレイユだし、ラスベガスはエンターテインメントの街だなと感心しました。『KA(カー)』も衝撃的で、一歩間違えたら死ぬ可能性もあるという極限状況で命をかけてパフォーマンスはドキドキするし、ひりつきましたが、それをエンターテイメントに昇華させているのがすごいと思いました。

――番組では初めてのポールダンスに挑戦していましたが、その後にショーを観に行く体力はすごいですね。

福澤 東京だったら疲れて、とっくに寝ていました。そもそも僕は極度のインドアで、ホテルに帰って一人の時間を楽しみたいタイプですからね。ところがラスベガスは、どんなに疲れて眠たくても、楽しいが勝つ街なんです。

――番組では夕飯代をかけてカジノにも行きました。

福澤 前からYouTubeで動画を観ていたので、本場ラスベガスのカジノに行ってみたかったんです。カジノ自体も初めての経験で、カードゲーム、ルーレット、スロットと一通りやったんですが、ちゃんと全員負けました(笑)。

――その他に印象的だった場所は?

福澤 グランド・キャニオンは衝撃でした。事前に顕嵐から「すごいよ」と聞いていたのでハードルは上がっていたんですが、それを上回る自然の広大さに声が出なかったです。