今ハマっているのはONE PIECEカードと乗馬

――和田さんはドラマの主題歌も担当しています。

和田 「Dice」という曲なんですが、僕は常々、人生はサイコロみたいだなと思っていて。このドラマのストーリーもそうなんですが、出る目によって、人生は変わっていく。たとえば6という目が出ると、大きく進むことはできるけど、2の地点には戻れない。後ろを振り返ることはできるけど、4歩前に戻ることはできないんですよね。目によって人生は左右されるけど、それでも諦めない気持ちを歌った曲です。

――普段から音楽には触れているんですか。

和田 時間があるとギターを弾くことが多いですね。

――ギター以外で今ハマっていることはありますか。

和田 一番の趣味はトレーディングカードです。僕には収集癖があって、物心ついたときから好きだったんですが、コロナ禍のときにYouTuberさんがトレーディングカードで遊んでいる動画を観て、久しぶりに火がついたんです。それで秋葉原のカードショップに行ったら、これも欲しい、あれも欲しいとなって。当時集めていたカードが綺麗な状態で残っているので、片っ端から購入していたら、大変なことになりました(笑)。

――特にハマっているトレーディングカードはあるんですか。

和田 ポケモンカードを始め、一通りは集めているんですが、今ハマっているのはONE PIECEカードです。もともと「ONE PIECE」はコミックもアニメも大好きなんですよね。

――役者仲間で他にONE PIECEカードにハマっている方はいますか?

和田 めっちゃいます!僕ぐらい収集癖がある人は数えるぐらいですが(笑)。あと他にハマっていることでいえば、乗馬ですね。これもコロナ禍で時間があったときに始めたので、歴は2年ぐらいと短いですし、最近は行けてないので乗馬の回数もまだまだです。

――どうして乗馬を始めようと思ったんですか。

和田 役者にとって必要なことだと思いますし、趣味として始めて、その延長線上で仕事に繋がればいいなと思ったんです。

――最後に改めて『神様のサイコロ』の見どころをお聞かせください。

和田 キャラクターの個性、伏線の張り方、映像の美しさなど、飯田監督の作る世界観がどれも素敵です。僕らが回すハンディカメラの映像が多用されているのでチープになっていないか不安だったんですが、そんなことは全く感じさせないですし、それが臨場感となってドラマを盛り上げています。あと僕のような怖がりでも楽しめると思うので、いろいろな方に観てほしいですね。

Information

『神様のサイコロ』
BS日テレ、テレビ神奈川、テレビ埼玉、千葉テレビにて毎週水曜 23:30~24:00放送

赤城勇太:和田雅成
白石和彦:曽野舜太
黒谷圭吾:前嶋曜
⻘山敦:櫻井圭登
緑川康隆:寺坂頼我
色川美咲:兵頭祐香
教授:渡辺哲
Task have Fun

監督・脚本・原作:飯田譲治
音楽:蓜島邦明
主題歌:和田雅成 「Dice」(KING RECORDS)

音楽系配信者【赤城】は、自身のチャンネル登録者数が全く伸びず悩んでいた。「何とかしなければ……」と焦っていたとき、かつての仲間であり、今や大人気料理系配信者となった【白石】から「願いを叶える人形」の話を聞く。それは、アフリカの少数⺠族に伝わる、魔術の人形「ブアウ」──。この人形を使って儀式を行えば、どんな願いも叶えられるが、代わりにそれ相応の見返りが要求されるという。不気味さは漂うものの、【赤城】は儀式を決行すべく、かつて配信グループ「ファイブカラーズ」として活動を共にした【黒谷】、【⻘山】、【緑川】、そして【白石】に声をかける。こうして、奇しくもあの「ファイブカラーズ」が再集結を果たしたのだった。そこに、ドキュメンタリー番組のディレクターを名乗る謎の女性が突如現れて……5人の配信者たちと1人の謎の女性、不気味な魔術人形──。一体、何が起きているのか? 誰が仕掛けたのか? 何が目的なのか?次々と降りかかる予想不能な展開に困惑しながらも、彼らは儀式を進めていく──。

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和田雅成

1991年9月5日生まれ。大阪府出身。主な出演作に、舞台『刀剣乱舞』シリーズ、舞台「呪術廻戦」、ミュージカル『薄桜鬼 志譚』、「ヴィンチェンツォ」などがある。ドラマでは「REAL⇔FAKE」(MBS/TBS)、「あいつが上手で下手が僕で」(日本テレビ)など。また、現在放送中の「バントマン」(フジテレビ系)、TOKYO FM/JFN 33局ネット「和田雅成のオレナリにやってます!」に出演。「0.5D」(BS日テレ他)が12/4(水)23:30~より放送予定。

PHOTOGRAPHER:TOSHIMASA TAKEDA,INTERVIEWER:TAKAHIRO IGUCHI