Green Dayと同じフェスに出演、ホルモンと対バン…2024年の熱いライブを振り返る!

――花冷え。の皆さんは、今回がSTREAM初登場となりますので、まずはお1人ずつ自己紹介をお願いします。

ユキナ ボーカルのユキナです。花冷え。を家族に例えると私は長女です。

マツリ ギター・ボーカルのマツリです。生粋のゲーマーです。

ヘッツ ベースのヘッツです。花冷え。の中で一番髪色が派手です。

チカ ドラムのチカです。メンバーの中で一番甘いもの好きです。

――皆さん、一言ずつ添えていただき、ありがとうございます。さて、今年も残り1か月を切りましたが、2024年が皆さんにとってどんな1年だったのか?印象に残っているライブやフェスなどに触れつつ、教えていただけますでしょうか?

マツリ 去年に続いて、今年も海外と日本を行き来してライブをするという生活をしていたので、より成長できた1年になったと思っています。メンバーそれぞれの引き出しも増えたなと実感しています。特に印象に残っているライブは、6月のスイスの『Greenfield Festival』というフェスです。そこで、小さい頃から大好きだったGreen Dayのライブを初めて生で観て衝撃を受けまして、その衝動のままに「ぶっちぎり東京」という曲を作ったので、今年一番印象に残っているフェスですね。

――早速濃いエピソードをありがとうございます。「ぶっちぎり東京」については、この後たっぷり聞かせてください。では、ヘッツさん。

ヘッツ 私は6月に出演したドイツの「Rock im Park」と「Rock am Ring」という2日連続で行われたフェスが特に印象に残っています。2日間で、出演者全員が入れ替わるんですけど、演者が同じで一緒に移動する感じが新鮮でした。他のバンドとの絆も深まりましたし、あとは、場所が広い公園とかではなく、街自体が会場になっているような感じだったので、街の人達とも触れ合えてとても印象に残っています。

ユキナ 去年はまだ海外ツアーに慣れていなくて、日々がむしゃらにこなしていった感じでしたが、今年は2回目の場所もありましたし、初めて観る方も映像で予習してくれていたりしたので、海外のファンの皆さんとも一体感や絆を感じられた1年でした。そんな海外でのライブも最高だったんですけど、特に印象に残っているライブは、結成のきっかけにもなったバンド・マキシマム ザ ホルモンとの対バンです。私達がものすごくお世話になった新宿のANTIKNOCKというホルモンがライブをやったら壊れるんじゃないかなというくらい小さなライブハウスでやったんですけど、もう本当に激アツなすごいライブでした。

――熱気で、汗とか湯気とかヤバかったんじゃないですか?

ユキナ ANTIKNOCK史上もっとも汗が飛び散っていたらしいです。

マツリ 天井からも滴っていました(笑)。

――皆さんそれぞれ印象的なライブについて触れていただき、ありがとうございます。去年加入されたチカさんにとっては、どんな1年でしたか?

チカ 去年はとにかく3人に必死でしがみついていった感じなんですけど、今年は少しずつ慣れて余裕も出てきて、ライブでは3人の後ろに座って堂々と叩けるようになってきました。そんな中で、特に印象に残っているのはフランスでのライブです。アメリカツアーを回って、その後すぐそのままヨーロッパツアーに行って、最後がフランスだったんですけど、めちゃめちゃ雨が降って土砂降りの中でのライブだったんです。でも、そんな大雨の中でもファンの皆さんが笑顔で楽しんでくれている光景を見て、とても感動しました。

――海外ツアーを回っていると、たくさん刺激を受けてそれが楽曲制作にも繋がったりするものですか?

マツリ それはありますね。やっぱり、日本にいるだけだと経験できないことってまだまだたくさんあるなと感じています。日本のバンドからももちろん影響を受けていますけど、海外のバンドからもたくさん影響を受けてきたので、今年は特にGreen Dayというなかなか生で観られないようなバンドと同じフェスに出演することができて、しかも野外でライブを観られたというのが個人的にすごく大きいことでした。海外でのフェスでは圧倒されてしまうことも多いので、その度に思いついたことをメモしたり、ふとした時に思い出したりして、創作意欲にも繋がっています。