こんにちは。GANG PARADE/KiSS KiSSのキャ・ノンです。今年もWACKツアーが始まりました。今回は全組で出演する表のWACKツアーに加えて、違う組み合わせで2組ずつ回る裏のWACKツアーがあります。お気付きの方はいると思いますが、KiSS KiSSはGANG PARADEに加えて回らせてもらうので、なんか自分たちいっぱいいてすみませんの気持ちです。精一杯がんばりますのでよろしくお願いします。
というわけで今日は、1月11日に東京 日比谷公園大音楽堂で行われたWACK TOUR2025「Could you still be WACKiNG TOUR」初日のことを書いていこうと思います。
毎年恒例のWACKツアー。今年は野音からスタートした。冬の野音は身体的にはもちろん、精神的にも身が引き締まる。この場所はいつ来ても神聖で、何か特別な力が宿っているのだ。
WACKツアーはGANG PARADEとKiSS KiSSの2グループで出演させてもらうため、衣装は毎回2着持っていく。この日も全部を無理やりキャリーに詰め込んできた。忘れ物に怯え、家を出る前に入念にチェックしたにもかかわらず、ベビからの連絡でペンライトを忘れたことに気付き絶望した(マネージャーさんが持ってきてくれましたすみません)。
まずはKiSS KiSSのリハーサルから始まるので、その前にメイクや着替えを終わらせる。今回、新衣装のお披露目があるので、確認のためにも気分を上げるためにも、衣装を着てのリハーサルをした。いろんなグループの方から、「プリキュアみたい!」「可愛い!」と言ってもらえてうれしかった。
KiSS KiSSのリハーサルが終われば、次はギャンパレのリハーサルになるのですぐに準備する。全組が出演するライブは、リハーサル時間がかなり限られているので、いつもの倍くらいのスピードで場当たりをした。ギャンパレのライブは場当たりがとても重要になってくる。5人だと横を見て合わせたり、感覚でできるものが、11人だとそうはいかない。シンメの人はものすごく遠くにいたりするし、斜めを作るのにも、横一列や二列を作るのにも、絶対にここに立つという意識が必要になってくるのだ。特に広いステージだと、自分だけの印を決めてそこに一直線に向かうことが大事になってくる。
自分たちのリハーサルが終わると、シャッフルユニットのリハーサルを見るために客席へ向かった。今回のWACKツアーでは毎公演シャッフルユニットでのパフォーマンスが行われる。今回はBiSさんの『STUPiD』を、各グループから一人ずつ選抜で披露した。それぞれ自分のグループの持ち曲じゃない歌を歌っている姿は新鮮で見ていてわくわくした。いつもと違う表情や歌い方が見れて、シャッフルユニットは特別感があってとても好きだ。今後の公演でもいろんなシャッフルユニットが観れるのが楽しみだ
16:00開場 ハイタッチでお出迎えをして、本番が始まるのを待つ。外は日が落ち始め暗くなっていた。袖でライブを見たり、新曲の最終確認をしたり、そわそわしながら過ごす。KiSS KiSSの出番は3番手だったので、あっという間に自分たちのライブの時間になった。5人で小さく円陣を組んで、ステージに飛び出すと、キラキラとした客席が目に飛び込んで、やっぱり野音という場所が好きだと再確認した。
KiSS KiSSの出番が終われば、すぐにギャンパレの衣装に着替えた。衣装を切れば勝手に心も切り替わる。一息つく間もなく、ギャンパレのライブが始まっていく。さっきよりも輪の大きな円陣を組んで、出る順番に並んだ。外はすっかり夜になって、芯から冷える寒さだった。それでも客席で見てくれているみんなの顔はキラキラしていて、遠くからでもライブを一緒に作ってくれているのが伝わってきて幸せな時間だった。『Happy Lucky Kirakira Lucky』は本当にすごい曲だ。どんな環境でも一瞬で体を熱くできるパワーを持っている。凍えそうなときは、この曲を踊ることをおすすめしたい。
自分たちの出番を終えて、客席側からシャッフルユニットの『STUPiD』を見学し、WACKツアー初日は幕を閉じた。いつも一緒にステージに立っていると見ることができない、メンバーがステージに立って歌って踊っている姿は、とても刺激的で影響を受けた。これからWACKツアーで他のメンバーのステージに立っている姿を観れるのがすごく楽しみだし、WACKツアーを通して他のグループの方とも、そして他のグループのファンの方とも仲良くなっていきたい。WACK TOUR2025「Could you still be WACKiNG TOUR」、そしてWACK所属アーティストが2組ずつ全て違う組み合わせで、9都市を回るツアー「GAZE a part of WACK TOUR」をよろしくお願いします!
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