「王様戦隊キングオージャー」の現場で触発されたアクションへの思い
――最近、自主的にアクションを学んでいるそうですね?
酒井 今の事務所に所属する前に、ちょっとだけかじっていたんですが、本格的に通い始めたのは今回が初めてで。去年の9、10月ぐらいから、ドラマ「三ツ矢先生の計画的な餌付け。」の撮影が終わったタイミングで通い出しました。
――なぜアクションを学ぼうと思ったんですか。
酒井 「王様戦隊キングオージャー」のときに、ものすごいアクションをする高校生がいて、それを間近で見てすごいなと感心していたんです。これだけアクションができたら、どれだけ武器になるんだろうと思って、そこからの影響が大きいです。もともとジャッキー・チェンが好きだったので、アクションへの興味も強かったんですが、これから自分がどういう俳優になっていくのだろうかと考えたときに、アクションを身に付けたいなと。学生時代は、ずっとスポーツをやっていたというのもありますけどね。
――主にどういうアクションを学んでいるんですか。
酒井 基本的に現代アクションで、いろんなドラマや映画に付いているアクション監督さんに教えてもらっていて。アクションメインでアクロバットもちょいちょいやらせてもらっています。まだ全然できてないですけど、iPadで撮影しながら、「こっちからのアングルだとカメラに被るからこうしよう」と実際の撮影を想定してやっています。
――アクションを学ぶ前から体を動かすことはあったんですか。
酒井 筋トレやランニングはしていたんですが、本格的に体を動かすのは久しぶりだったので、最初は息が上がりましたし、たくさんハムストリングを使うから、筋肉痛がすごかったです。
――「王様戦隊キングオージャー」でやっていたアクションとは違うんですか?
酒井 違うんじゃないかなと思います。あのときは殺陣が中心で、見せ方もお子さんに分かりやすくが基本ですが、今学んでいるのは、よりリアリティを追求したアクションです。スタントマンの方にも教えてもらっているので、筋肉痛になりながらも日々鍛えられています。
――では最後に改めて「119エマージェンシーコール」6話の見どころをお聞かせください。
酒井 上杉にとって成長のきっかけとなる大切な回です。これ以降、上杉がどう成長して、司令課の一員として馴染んで、どんな会話をしていくのかも含めて、ぜひ注目してください。
Information
「119エマージェンシーコール」
フジテレビ系にて毎週月曜よる9時放送
粕原 雪:清野菜名
兼下睦夫:瀬戸康史
新島紗良:見上 愛
与呉 心之介:一ノ瀬 颯
箕輪健介:前原 滉
上杉 昴:酒井大成
田中 悠:三浦獠太
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粕原小夏:蓮佛 美沙子
粕原春香:堀内敬子
粕原 銀:遠山俊也
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高千穂 一葉:中村ゆり
堂島信一:佐藤浩市
他
脚本:橋本夏 小柳啓伍
音楽:斎木達彦
主題歌:羊文学『声』(F.C.L.S./Sony Music Labels)
プロデュース:渡辺恒也
演出:水田成英 並木道子 丸谷俊平
制作協力:C.A.L
制作著作:フジテレビ
PHOTOGRAPHER:TOMO TAMURA,INTERVIEWER:TAKAHIRO IGUCHI ,HAIR&MAKE:RISA SHIGEKI,STYLIST:ARISA SHIMODA