こんにちは。GANG PARADEのキャ・ノンです。先日、「グッドラック・マイフューチャー」を作ってくださった草野さんが、ギャンパレのために時間を作って、ボイストレーニングをしてくださりました。普段から週一回ボイトレには通っていますが、違う視点のお話を色々してくださって、歌うことをもっと頑張りたいと思いました。その中でも、自分の自信のなさがパフォーマンスの邪魔になっている部分を具体的に教えてもらって、自信のなさって自分のメンタルだけの問題だと思っていたけれど、それがかなり覆されてカルチャーショックを受けました。自信がないことってものすごく不要なものだと、この年になって気付かせてもらえて、本当にありがたいです。
わたしは失敗するのをとても恐れているプライドの高い人間なので、まずは失敗することをこわがるのを少しずつ辞めていこうと決めました。人はいつからでも、気付くことさえできれば成長できる気がします。わたしは4月29日で、お披露目から4年が経ちまして、活動5年目に突入しました。5年目の目標ははっきりと『自分に自信を持つこと』に決まりました。自信のないことに、どこかずっと目を背けては、そんな自分を諦めて認めていたような気がします。そうやって生きてきた時間が長かったので、今さら変われるのか不安ですが、自分と目を合わせて生きてみようと思います。
というわけで今日は何を書こうか悩みましたが、ラジオのメッセージでもたびたび聞かれる「落ち込んだときの立ち直り方」について考えてみたので書いていこうと思います。
「気持ちが落ちてしまったとき、どうやって立ち直っていますか?」
ラジオのメッセージで、そんな質問をもらうことがよくある。気持ちが沈んでしまったとき、切り替えたいときはどうしていますか?と聞かれるたびに、みんなそれぞれ戦っているんだと改めて気付かされる。誰にでも落ち込む日はあって、どうにか立ち直ろうとして、そんな姿は見えないけどかっこいい。もちろん、わたしも落ち込む日がある。でも、いつも時間が経てば忘れてしまうので、立ち直り方も毎回思い出せないことばかりだ。だからそんな質問に、どんな答えを言えばいいのかも正直、正解はわからない。
つい最近、どうしようもなく絶望してしまう日があった。いつだって落ち込むときは、自分に対しての絶望だ。わたしには才能がない。それでもどうにか保っていた部分が、突発的に崩れてしまうと、どうしていたのかもわからなくなる。絶望はすごい力を持っていて、何をもってしても敵わない。正直、時間しか解決してくれないものだと思っている。それが根本的な解消になっていなくても、少しずつ薄れていくことに慣れて、麻痺をすることでやっと、やっていける気がする。
「頑張っても意味がない」と思ってしまったら本当にそれは最悪で。でもわたしもよく思ってしまうし、この間も歯を食いしばりながらChatGPTに相談していた。そんなことないってことも、絶対に意味があるってこともわかっているのに、結果だけがすべてな気がしてしまう自分のすごく弱い部分だ。でもそれも全部、仕方のないことだと納得することで、なんとか前を向ける日もあって。性格とか、根っこの部分ってそれぞれの持っている特性だから、そんな部分くらいは否定しないでいいと思うのだ。
こうすれば立ち直れる!みたいなものはわたしには存在しないので、参考にはならないかもしれない。それでもどこかでふと思い出して、落ち込んじゃう自分も自分だよね、って少し楽になってもらえたらうれしい。何歳になっても生きることがむずかしい。ずっと15歳みたいな心地で傷ついて泣いたりして、きっと一生このままかもしれないし、それはそれでいいのかもしれない。
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