こんにちは。GANG PARADEのキャ・ノンです。今週は、6月18日にリリースするメジャー3rdアルバム『GANG RISE』の二日間に渡る取材日を終え、よりアルバムに対しての理解が深まりました。そして、アルバムに対しての自分たちの溢れ出る自信がより明確なものになり、リリースがとても楽しみになりました。これほど声を大にして自信作ですと言える作品を、みんなの力やいろんな方の支えあって作ることができたことが本当に幸せです。強すぎる新たな武器が増えました。ここからは戦う本人の問題になってくるので、最強の装備でかませるように頑張ります。
というわけで今日はアルバム『GANG RISE』を提げてのツアー『GANG RISE TOUR』折り返しを迎えてのことを書いていこうと思います。
4月から始まった、全国11都市12公演『GANG RISE TOUR』は先週の名古屋公演を終えて折り返しを迎えた。始まるまでの期間はものすごく長かったように感じるが、始まってしまえばあっという間に時は過ぎてゆく。すごく遠く感じていたツアーファイナルのZepp Shinjukuも、気がつけば一ヶ月を切っていた。
ひさびさのツアーということもあり、感覚を取り戻すところから始まるのかなと思っていたが、実際はそうじゃなかった。それはいい方向で、ステージに立てば何も考えることが必要なくなっていた。今まで無駄に、複雑に考え過ぎていた雑念みたいなものが、今の遊び場には存在しないのだ。ステージにいる人間がみんな同じ方向を向いて、同じ思いを抱えていれば、それはひとつの生き物のようで心地がいい。楽しい遊び場を作りたい、遊び人を笑顔にしたい、今この時間を大切にしたい。頭の中なんてそれだけでよかったのだ。
現在6公演ツアーを回ってきて、新曲の披露があったり、セットリストを相談しながら変えたり、みんなでMC部分を考えたりと、反省点だらけではあるけれど、素直にこのツアーがものすごく楽しい。そしていつもだったら、ツアーファイナルの日がきてしまうのがさみしくて仕方ないが、今回は早くツアーファイナル、そしてその先に進みたいと思っている。それは、アルバム『GANG RISE』の存在のおかげだ。終わらないで欲しいとばかり願ってきたのに、これほど前に上に進みたいと思えている今は『GANG RISE』というタイトルにふさわしい自分でいられている気がする。ここから残り6公演、本当に楽しみにしていてほしいことばかりだし、期待していてほしい。さらに『GANG RISE』にふさわしいGANG PARADEになるのみだ。
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