4周年ライブでは全身全霊をかけてパレパレの全てを出し切りたい。
−−2022年から毎年”周年ライブ”を開催されていますが、それぞれの振り返りをお願いします。まずは渋谷WWWで開催した1周年ライブ『ファンファーレ』から。
中野 初めての大掛かりなワンマンライブで、やらなきゃいけないことも多くて、気持ちに余裕がなかったです。
そんな中で、『パレちゃレ!』(さまざまな試練に挑む全力のチャレンジ企画)でパレパレを知って、周年ライブに来てくれた方がたくさんいて、とても嬉しかったのを覚えています。
『パレちゃレ!』があったからこそ、成長できたし、パレパレの土台になっています。この時にファンになった方々が、今でも応援し続けてくれていて、とても感謝しています。
−−Spotify O-EASTで開催した2周年ライブ『Pa Pa March』はいかがでしょうか?
中野 Spotify O-EASTは憧れの会場だったので、そこでできるっていう喜びもありつつ、メンバーが1人卒業もあったので、この6人で何か積み上げてきたものを残したいという思いがすごく強かったです。とてもメッセージ性が強くエモーショナルなライブでした。1周年ライブに来てくれた方がこの2周年にもたくさん足を運んでくださって、自信にも繋がりました。アイドルとして一つの成功体験というか、かけがえのない経験です。
−−EX THEATER ROPPONGIで開催した3周年ライブ『カレイドオーケストラ』についてお願いします。
中野 EX THEATER ROPPONGIは、アイドルの方々もよくライブをされていますし、私も観に行っていた会場で、パレパレでもやってみたいと思うステージのひとつでした。新体制になって初めての周年ライブで、しかも過去、最も大きい会場だったので、「この7人で新しいパレパレを作っていこう!」という強い想いがありました。新体制で過去最高のステージを届けたいと思って挑みました。
−−反響はいかがでしたか?
中野 昔から応援してくださっているファンの方々には、表には出さないけどパレパレが変わってしまうんじゃないかとか、新体制に不安を感じている方々もいて。だからこそ「新しく一歩踏み始めるんだぞ」っていう確固たるパフォーマンスを見せなきゃいけないなっていう気持ちが強かったし、新しいパレパレを観ていただけたと思います。
−−今年の4周年ライブは9/8にZepp DiverCity (TOKYO)で開催されます。ライブタイトルは『OWN THE CEREMONY』とのことですが、どんなライブになりますか?
中野 「明日が嫉妬するぐらい今日を生きる」がコンセプトになっていて。私なりにそのコンセプトを解釈するなら、毎日生きていてちょっとつまんないなとか、刺激が足りないなとか誰しも考えることもあると思うんですけど、この周年ライブで私たちの届けるパワーを受け止めてもらって、「この日に戻りたい」って思ってもらえる全力なライブにしたいです。
−−Zepp DiverCity (TOKYO)も過去最大の会場になりますね。
中野 デビューした当初からずっとここでやりたいと公言していた憧れのステージです。ライブが決まったときにやっとここに立てるんだって、本当に嬉しかったです。その分、プレッシャーも感じますが、このステージでライブができることがとても楽しみにしています。