新曲披露もあった「TOKYO IDOL FESTIVAL 2025」ステージ秘話

――直近の話題として、新曲も披露した「TOKYO IDOL FESTIVAL 2025」(以下、TIF)ではHOT STAGEとSMILE GARDENに出演。SMILE GARDENでは「くらげヘアー」になった西﨑さんですが、スタイリングは中山さんがやってくれたと、Instagramで明かしていました。

西﨑美空(西﨑) 「TIF」のHOT STAGEでは髪を下ろしていたんですけど、暑すぎて耐えられなくて、SMILE GARDENでは髪を上げようと思ったら目が合った夏月姫が「やってあげようか?」と言ってくれたので甘えて、人生初のくらげヘアーにしました。夏月姫はけっこう、私のヘアアレンジをやってくれることが多いんです。

中山夏月姫(以下、中山) 人の髪をさわるのが好きで、頼まれるからというより自分でやりたくてやってます(笑)。美空ちゃんはストレートで下ろしていることが多いので、「TIF」で「せっかくだし上げたい」と言っていたときは、かわいくする出番だと思って「くらげヘアーをやろう!」と提案しました。

西﨑 仲もいいしね。普段からよくしゃべっているし、夏月姫が隣にいると安心感もあるんです。一緒にいる時間も、多いかもしれない。

中山 楽屋とかで、席順が隣になることも多いです。

――そんな仲むつまじい2人から、8月27日リリースの5thシングルより、タイトル曲「女の愛想は武器じゃない」と「学校では教えてくれないこと」の注目ポイントをぜひ。

西﨑 「女の愛想は武器じゃない」は、デモ音源の時点で「めちゃくちゃかっこいい」と思いました。歌詞が私たちを支えてくれるような内容で、女性としてどこか「頑張ろう」と思わせてくれるフレーズが多いし、完成したらよりカッコよく、心に響く曲になりました。「学校では教えてくれないこと」は、独特な曲ですね。<お年玉は姉にかなわない>とか、一人っ子なんですけど不思議と共感できました(笑)。サビでは<先生!>のコール&レスポンスがキャッチーだし、ライブでも盛り上がる曲です。

中山 前作『ちはやぶる/友達天体図』のリリースから約1年で、10人から8人となった私たちが初めてリリースするシングルになったんです。「女の愛想は武器じゃない」は「この8人でやっていく」という意思表明のような曲で、ここまで正統派でカッコいい曲はグループとして初めてだし、挑戦になりました。「学校では教えてくれないこと」は、美空ちゃんが言っていたコール&レスポンスが分かりやすく、ライブのセットリストでは「いいアクセントになる」と思っています。

――ステージ披露を通しての手ごたえはいかがでしょう?

西﨑 ありますね。「学校では教えてくれないこと」は「47都道府県ツアー」(※)の千秋楽が初披露だったんですけど、初見で<先生!>のコール&レスポンスをするファンのみなさんの対応の速さにビックリしました(笑)。みなさん、器用なんです。「女の愛想は武器じゃない」では、サビ前でリズム感のあるコールを入れてくださったり、盛り上がる秘けつになっていますし、熱量をステージからもめいっぱい感じています。

中山 どちらの曲も、盛り上がってくださるのがうれしいよね。「学校では教えてくれないこと」は<先生!>のコール&レスポンスで盛り上がるのが明らかだし、「女の愛想は武器じゃない」も分かりやすく「オイ!オイ!」と言いやすい曲なので、歌っていても楽しいです。

※OCHA NORMAが2023年10月〜2025年6月に巡った、ライブハウスツアー。全国を巡り、2025年5月31日の茨城・水戸公演で47都道府県での公演を達成。2025年6月7日の神奈川・横浜公演で千秋楽に。約1年8ヶ月のツアーは、完走までに128公演を数えた