新曲「あれはフェアリー」は可愛い振り付けやMVの自然な姿や表情にも注目

――ここからは、7thシングル「あれはフェアリー」について聞いていきます。今回は金澤さんが初のメインメンバーということですが、まずは、選ばれた時の心境から聞かせてください。

金澤 聞いた時はとてもびっくりしましたが、私自身メインメンバーへの憧れもありましたし、いつかはやってみたいという目標でもあったので、嬉しい気持ちもありつつ、不安な気持ちもありました。実際にMUSIC VIDEO撮影が始まった頃から、本当にメインメンバーになったんだと自覚し始めて、その大きさや責任をより感じるようになり、不安はさらに大きくなったのですが、選んでいただいたからには堂々とやり切りたいし、たくさんの期待に応えられるように強く立ちたいと思っています。

――この取材時点では、まだシングルのプロモーション活動期間が始まったばかりですが、まさに今の気持ちはいかがですか?

金澤 やっぱり、まだまだ不安な気持ちの方が強いのですが、最近はメンバーのみんなが支えてくれているなと感じて、リリースが楽しみになってきました。

――緊張感も含めリアルな心境が聞けて良かったです。では、曲については皆さんに聞いていきます。まずは、西森さん的な推しポイントや聴きどころはどんなところでしょうか?

西森 僕青のシングル曲は恋の歌が多いのですが、結構両極端なんですよね。今回の曲は、恋そのものが分からないというもどかしさみたいなものが表現されていて、亜美ちゃんがメインで歌うからこそ、ハマっていてとても素敵だなと思っています。ダンスの先生からは「きゅるんってしてほしい」と言われて、「きゅるんとは?」となってしまい…、私にとっては最難関といいますか、ちょっと苦手な可愛らしさみたいなのを研究しながら、探りながら今まさにパフォーマンスを高めていっています。

早﨑 私のおすすめポイントは、まずサウンドが冬っぽくて可愛らしいところですね。歌詞はちょっと切なくて、冬の儚さとリンクしているなとも感じています。亜美ちゃんにぴったりな「フェアリー」という言葉が、歌詞にもタイトルにも入っているところも大好きです。

――資料には「冬の片想いソング」と書かれていますが…。

西森 そう、実らないんですよね。いつかは恋が実る曲も歌ってみたいです(笑)。

――では、金澤さんの推しポイントも教えてください。

金澤 キラキラしたサウンドが魅力的なのですが、歌詞はとても儚いので、冬の切なさが存分に感じられる曲だなと思っています。あとは、“フェアリーハート”というポーズなど可愛らしい振り付けが詰まっているので、メンバーみんなの可愛い姿をたくさん見てほしいなと思います。

――MUSIC VIDEOには僕青らしい青春感が詰まっているなと感じましたが、MVの見所はいかがでしょうか?

早﨑 何と言っても、亜美ちゃんがとにかく可愛い!そして、曲の世界観に本当に合っているなと感じます。MVはストーリー性があって、色々な捉え方ができると思いますので、何度も見て楽しんでもらいたいです。曲は切ないのですが、MV自体は明るくてニコニコして見られる作品になっているので、メンバーの笑顔に癒されながら見ていただけたらなと思います。ずっとキャメル色の制服で踊っていて、ラストのサビでこの衣装に変わるところも見所です。

西森 バスのシーンでは、メンバーが普通に喋っているところが使われているので、そこも注目してほしいポイントです。声はもちろん使われていないですけど、「今日この後どうする?」、「実は他校の男の子と約束していて…」といった感じで疑似恋愛を演じていたりするので、そんなメンバーの姿や表情も楽しんでもらいたいです。あとは、転校生の亜美ちゃんが後半で、自分から「みんな、踊ろう!」と先頭に立っていって、メンバーがそれに乗っかる様子からも僕青っぽさを感じてもらえると思います。元気よく歩くメンバーがいたり、静かに見守るメンバーがいたり、普通に普段の私達と重ねて見てもらいたいMVになっています。

――ありがとうございます。今回はリリースイベントもたくさん実施していましたが、ここまでいかがですか?

金澤 ファンの皆さんと直接会ったり、オンラインでたくさんお話したりして、曲の感想を聞けることはとても嬉しいことだなと思います。素敵な言葉をかけていただいて、本当に力をもらっているので、リリイベはとても楽しみなイベントです。「この日のために仕事を頑張ってきた」と言っていただけたりもするので、ファンの皆さんにとっても楽しみなイベントになってくれていたら嬉しいなと思います。