レトロなユーロサウンドからサマーチューンへの振り幅

そんなおすすめポイントの後に披露したのはシングルTYPE-Aに収録されている『Neo ROMANTIC』。始まりからシンセが唸るインパクト大のサウンドに乗った、メンバー1人ひとりの艶やかな 「未体験……」にファンから大きな歓声が。間奏の激しいダンスも見事にやり遂げる。

高岡ミロの「最高の思い出にしましょう!」のかけ声とともにラストの曲『Summer Boy!Summer Girl!』へ。今夏、数多くのイベントに出演しているLienelが会場をアゲるサマーチューンだ。タオルを振り回してステージを縦横無尽に駆け回るLienel6人に、会場一体となって盛り上がりを見せた。

3曲を披露し、その興奮冷めやらぬ中、『Love Me Madly』のMVを会場のファンへ先行公開。日本の夏の夕立やノスタルジー、そして衣装にも表されているグラデーションの心模様を表現した内容で、実はLienelメンバーもこの時が初見。上映中はシーンが切り替わるごとにメンバーとファンから大きな歓声が上がるなど、ファンと一緒に初めて観るという嬉しいサプライズとなった。