自分自身の成長を感じた写真集

――さっそくですが、ソロ写真集の第2弾『こくぼづかん2』が刊行されることになりました。まず、このお話が決まったときはどういった心境でしたか。

小久保柚乃(以下、小久保)真集って「1年ペースで出すものなの?」っていうのが、率直な感想でした。前作(『こくぼづかん』)を出版したのは17歳だから、次は22歳ぐらいのイメージがあったので、こんなに早く2冊目を出版させていただけるのはうれしかったです!

――前作の反響が大きかったってことですね。反応はいかがでしたか?

小久保 (前作の当時は)サイン会とか実際にお渡しする機会とかがたくさんあったんですけど、本当にたくさんの方が来てくださって、すごく反響は感じていました。

――前作は台湾でロケをされていて、今作はシンガポールにされた理由はあるのでしょうか。

小久保 そうですね。小学館の方、えびちゅうのスタッフさんと「ここはどうでしょう?」みたいな感じでたくさんお話して決めました。元々、シンガポールとかタイとか行ってみたいと思っていたので。台湾で前作を撮影していたときにたまたま、友達がシンガポールに行っていて「すごくいい」って言っていたので、行ってみたいなと思っていました。現地は本当にきれいで、感動しましたね。食べ物も全部おいしくて、有名なやつだとチキンライスなんですけど、もう本当においしすぎて。東京に戻ってきてからも似たようなものを探して、いまだに食べてます(笑)。

――ハマった感じですね。えびちゅうのメンバーにお土産は買っていかれたんですか。

小久保 買っていきました! マーライオンのクッキーです。めちゃめちゃおいしくって。シンガポールってすごい物価が高いイメージがあったんですけど、実際にはそれほど高くなかったので、いろんな人にお土産を買っていきました。

――前作とのちがいは、ご自身の中でどういうところに出ていると思いますか。

小久保 今作は前作よりもたくさん意見を言わせていただいたんです。たくさん関わることができた写真集なので、こだわりが詰まった1冊になりました。こんな1年で人って顔が変わるんだっていうくらい、自分で見てもわかるくらい大人っぽくなっていたのも、すごくうれしかったですね。特に、今作はちょっと大人っぽい雰囲気の撮影にも挑戦しているので、自分でも成長を感じてます。

――大人っぽい雰囲気にも挑戦したということですが、撮影に向けて準備したことや気を付けたことはありますか。

小久保 前作では何も準備せずに、もう本当にそのまんまでしたね。普段の感じで、前日に好きなものを食べて「よし行くぞ」って感じでした。でも今作はちゃんとフェイスラインを整えるために頑張ってみたり、色々と調整をして撮影に臨んでいました。だから、自分でも満足するほどのビジュアルになっていると思います。