舞台とクリエイターの活動が本格化した2025年
――まずは、振り返ってみて、2025年は畑さんにとってどんな1年でしたか?
畑美紗起(以下、畑) ラストアイドル、×純文学少女歌劇団というグループ活動を経て、初めてソロで活動した1年間だったので、不安な気持ちと頑張らなきゃという気持ちでいっぱいいっぱいでしたけど、舞台とクリエイターのお仕事をメインに活動をした1年でした。
――グループ活動終了後、ソロ活動の明確なビジョンを思い描いていたのですか?
畑 いえ、まったくでしたね。ソロで畑美紗起として舞台にたくさん出るとか、クリエイターのお仕事をしていくといったイメージは全然できていなかったので、どうなっちゃうんだろう?という気持ちの方が強かったです。
――それがリアルな感想、心境だったのかもしれないですね。
畑 本当にリアルで、目の前のことをただひたすら頑張る…そんな1年でした。
――そんな中、舞台にたくさん出演されていましたが、特に印象に残っている作品を挙げるとしたら何でしょうか?
畑 ありがたいことに、2025年は5作品に出演させていただきまして、自分の中では一番多く作品に出させていただいた年になりました。すべて素敵な作品ばかりでしたけど、特に印象に残っているのは、『恋愛疾患特殊医療機 a-xブラスター』という作品ですね。初めてヒロイン役をやらせていただいた舞台だったので、とても印象に残っています。メインでスポットライトを浴びることが初めてだったのでドキドキでしたし、早着替えがあったり、二面性がある役だったりしたので大変でしたけど、歌やダンスもあったのでとても楽しく臨むことができました。
――各作品、同年代の方や元アイドルといった共演者の方が多かったようですが、いかがでしたか?
畑 とても刺激を受けましたね。やっぱり、歌って踊ることが大好きでも、お芝居は経験が無いとなかなかできないことなので、アイドルからお芝居のお仕事に転換することはとても難しいことだと思っています。そんな新しい環境の中で、私と同じようにアイドル活動をしてきた共演者の方も多かったので、お互いに刺激し合うような毎日でした。色々な役をやらせていただく中でも、歌って踊る役やミュージカル作品に出演した時はアイドル時代を思い出して、役にも入り込めて楽しかったです。
――もともと、お芝居は好きだったのですか?
畑 ラストアイドル時代に一度、『球詠』という舞台に出たんですけど、その時は皆さんにびっくりされるようなボーイッシュな役で、「ちわーっす」みたいな口調で喋る自分とは似つかわしくない役でとても苦戦しまして、お芝居に対して苦手意識を持つようになってしまっていたんです。でも、ソロになってから色々な役をやらせていただけたことで、回数を重ねたことで、お芝居が楽しいなと思えるようになってきました。
――今後挑戦してみたい役はありますか?
畑 2025年は『アサルトリリィ・シュツルム』という作品に出させていただいたんですけど、もともとアニメが大好きなので、キャラクターの作品や2.5次元の作品にもたくさん出てみたいですし、余命何ヶ月といったような儚いヒロイン役もやってみたいなと思っています。妄想ですけどね(笑)。
――一方のクリエイターのお仕事の方はいかがでしたか?
畑 ×純文学少女歌劇団の活動が終わってから、事務所内での部署も変わって、マネージャーさんも変わって…、そこから美容を軸としたお仕事が増えていきました。動画を作ることはもともと好きでしたけど、事前に字コンテを提出したり、苦手な文章を書いたり…そういったやり取りに慣れなくて最初は大変でしたね。アイドル時代はTikTokでいつも踊っていたんですけど、ソロになってからは踊らなくなって、美容のアカウントにシフトしたんです。事務所の方達と話していくうちに、自分の持っている強みは美容や動画だと言ってもらって…。でも、もともと好きだった美容やファッションをお仕事にできるとは考えられなかったので、色々苦戦しながらスタッフさんに助けてもらいながら、クリエイターとしても活動できた1年でした。
