インフルエンサーからモデルとなり新たな「自信」が付いてきた
――インフルエンサー、モデルという肩書きへの思いは?
ぴょな インフルエンサーとしては「インスタグラマー」と呼ばれるときもありますけど、加えて、モデルと名乗れるようになったのはうれしいです。「何してるんですか?」と聞かれたときに、インフルエンサーとして何を説明すればいいか分からない迷いが多少はありましたし、モデルは話題にもなりやすいですし、肩書きは大切とは思いました。
――インフルエンサーかつモデルとして、活動の幅が広がったことでの変化もありそうです。
ぴょな 私だけでは追い付かないことを周囲の方々が気づかせてくださるし、インフルエンサーとして個人発信していただけの時代とは変わりました。SNSの写真にしても、モデルをはじめてからはマネージャーさんが日常の姿も撮影してくれるようになったし、色々な表情を発信できています。あと、自信も付きました。モデルになった当初は、カメラマンさんに指示されても表情やポーズを上手に作れなかったんですけど、経験するにつれて「こういう表情をすればいいんだ」「こういうポーズだと足が長く見えるんだ」と分かり、研究できるようになって。意識せずとも、日常的に「普段のお仕事で学んでいるんだ」と実感しています。
――今、支持してくれるフォロワーにも変化が?
ぴょな ファン層も変わりましたね。以前はインフルエンサーとしてInstergramがメインだったので、知るきっかけがない人たちもいたんです。モデルになってからはTikTokもはじめて、『小悪魔ageha』のYouTubeも通して男性の方も応援してくださるようになり、フォロワーの年齢層も広がりました。動画をきっかけに、写真では分からない素の自分も見せられるようになり、第一印象では「クール」とか「冷たそう」とか、「笑わなそう」と言われるんですけど(笑)、「ぴょなちゃんってこんな感じの子なんだ」と、本当の私を知ってもらえるのでうれしいです。
――最後に、自身の将来像を教えてください。
ぴょな はっきり「こうなりたい」という大きな目標はなくて、今、何がしたいのかと徐々に目標を立てていくタイプなんです。でも、「他の人がやっていないこと」「私にしかできないこと」を見つけたときに発信できればなって。これまで「こうなりたい」と思った小さな目標は達成きたし、大きな目標がないからこそ達成できたと思うんです。写真集『ぴょなってみる?』もでしたし、自分の姿勢は変えずに頑張ります。
PHOTOGRAPHER:TOMO TAMURA,INTERVIEWER:SYUHEI KANEKO