パシフィコ横浜のライブは始まった瞬間から感慨深かった

――4曲目の「SAWAGE!!!!」に参加したのは志村さん、飯島さん、伊藤さん、柴崎さんです。

飯島 初のダンサー4人での楽曲です。歌詞はジャンと和哉に書いてもらったんですが、ライブでバカ騒ぎができるトンチキ曲ですね。実際に「∞~INFINITY~」で披露したときも、BLUEの皆さんと楽しく騒ぐことができました。

柴崎楽(以下、柴崎) 振り付けもダンサー4人で一から楽しんで作りました。ライブはBLUEの皆さんも一緒に声出しをしてくれて一体感がありました。

ジャン 制作中は参加してないメンバーも含めて一番考えた曲なんですよ。

古川 スタッフも交えて、「これも違う、あれも違う」って何回もミーティングを重ねてね。

ジャン 他の曲はイメージが固まっていたからスムーズに進んだんですけど、「SAWAGE!!!!」はダンサーが前に出るという、これまでにない曲だったから、入念に話し合いました。9人で一緒に作った曲ですね。

――5曲目の「Do It」は池田さんと松村さんによる楽曲です。

池田彪馬(以下、池田) 「∞~INFINITY~」ツアーをやるにあたって、無限の可能性というところで言うと、ボーカルでマイクを持つ組の5人の中で、新しい組み合わせにチャレンジしたいよねというのがあって。その中で、どのペアにするか結構悩んで、「このペアだったら、こういう楽曲ができるよね」と、みんなとたくさん話し合って。僕と和哉がフロアをバチバチに盛り上げるダンスチューンをやったら面白いんじゃないかということに至りまして。作詞は和哉、サウンド面は僕が担当して、二人で「こういう感じにしたら面白いんじゃないか」と一から作り上げた楽曲です。

――6曲目の「maybe it’s you」は古川さん、ジャンさん、田中さんによる楽曲です。

田中洸希(以下、田中) 3人でどういう曲をやろうかと話し合ったときに、「この3人でバラードをやったら面白いんじゃない?」という話になって。少しローファイの要素が入っているなど、サウンドにこだわりつつ、ジャンくんがしっかり歌うというのも今まであまりなかったんですよね。そういう新たな試みにも挑戦した楽曲です。

――『INFINITY TAPE』には、2023年3月25日にパシフィコ横浜で開催されたSpecial LIVE「Persona」の映像も完全収録されています。

古川 これまでもホールでツアーやライブをさせていただきましたが、やっぱりパシフィコ横浜はデカいなと。全然違いましたね。当日集まってくれた、たくさんのBLUEの姿を見て。その日が声出し解禁だったので、久々にしっかりと歓声を聞けて。「Revolution」という楽曲から始まったんですけど、いろいろな要素が相まって感慨深かったです。