『美しく生きろ』を初披露したライブがたかねこのターニングポイントに

――MUSIC VIDEOも公開されましたが、見所や撮影時のエピソードなども是非教えてください。

城月 2日間かけて撮影したんですけど、ドーロン撮影した映像のかっこ良さに注目して欲しいです。あとは、廃墟みたいな所でも踊っているんですけど、メンバー全員の体幹とか、パフォーマンス力もしっかり映っていると思うので、そこもすごく見て欲しいポイントです。

葉月紗蘭(以下、葉月) メッセージ性の強い歌詞でアイドルというものを表現している楽曲だと思うので、(MVでも)アイドルの必死さやがむしゃらさっていうのが、ダンスやカメラワークでも伝わると思います。是非そこにも注目して欲しいなと思います。

――そんなMUSIC VIDEOを見ていると、ライブも楽しみになって来ますが、ライブでのパフォーマンスの見所も教えてください。

星谷美来(以下、星谷) 「アイドルよ」っていう歌詞のところで、私達が手を挙げる振りがあるんですけど、その時、ファンの皆さんがペンライトを一緒に掲げて振ってくださっていて、その景色がステージから見ているとすごく綺麗で、いつも前を向く勇気をもらえています。是非、これから初めてライブを観に来るという方は、ペンライトを持って参加して欲しいなと思います。

日向端 最初、イントロでみんなが横一列で歩いて行くんですけど、そのシーンがすごくかっこいいので注目して欲しいです。そして、その後の「高嶺のなでしこ」っていう歌詞の部分で、みんながポーズを決めるんですけど、そこから曲も一気に盛り上がっていって、鳥肌が立つ瞬間だと思っているので、そのシーンは是非ライブで感じてもらいたいなと思います。

――では、もう1曲のメジャーデビュー曲『恋を知った世界』についても、聴き所などを教えてもらえますか。

東山恵里沙(以下、東山) 初めて恋を知って、戸惑いながらも前に進んでいこうとする女の子の曲です。最初はすごく苦しい感じの歌詞なんですけど、サビの歌詞ですごく好きなところがあるんです。一番では「染まる止まれ」になっているんですけど、ラストのサビでは「染まれ染まれ」になっていて、相手に対する思いとか、恋に対して前向きに進んでいこうっていう思いが読み取れると思います。ストーリー性のある曲なので、小説を読んでいるような気分にもなれる楽曲なんじゃないかなって思っています。

籾山 今までの私達のオリジナルの恋の歌『初恋のひと。』とかとはまた違って、うまく伝えられない思いを表現したのがこの曲の魅力だなと思っています。でも、最後には、恋を知った嬉しさで笑顔を見せられるのが可愛らしくて、すごく好き曲なので、今まさに青春している方、恋している方にも聴いて欲しいなと思います。

――さて、活動開始からメジャーデビューまで、とても目まぐるしく濃い時間だったと思いますが、グループにとってのターニングポイントとなった出来事やライブがあれば教えてください。

橋本 やっぱり、『美しく生きろ』を初めて披露させて頂いたライブだと思います。ファンの皆さんも楽曲のパワーに圧倒されているような空気感があって、でも、聴き終わった時には、みんながハッとして「そうだ、これが高嶺のなでしこなんだ!」みたいな感じもあって…。私達メンバー自身もすごく感動したステージでしたし、ファンの皆さんにも感動して頂けたステージだったなと思っています。応援してくださっているファンの方達との結束感というか、絆が一気に深まった瞬間だったんじゃないかなと。だから、この楽曲がこうしてメジャーデビュー曲になったというのは、めちゃめちゃ嬉しいことですし、改めて、(初披露した時のライブが)私達にとってのターニングポイントだったのかなと思っています。