1stシングル『始まりの合図』で、原宿から世界へ

――そんな「KAWAII LAB.」の中で、SWEET STEADYとして、どんなグループを目指していきたいですか?

音井 自分達でもまだSWEET STEADYの色が分かっていない状態で、今、練習とかをしているんですけど、みんな個性が立っていて魅力的なので、SWEET STEADYってこういうグループだよねって、ファンの方も一緒に色を付けていってくれたらいいなって思います。

栗田 個々でも強いけど、8人が集まった時にもっと強くなれるようなグループになれたらいいなって思います。

庄司 やっぱり、「KAWAII LAB.」なので、私達は“カワイイ”を追求していくんですけど、「花」がコンセプトなので、華やかでビューティーでいい匂いがしそうな感じも出せたらいいなと思います。また、「KAWAII LAB.」で初めての8人組なので、末広がりで縁起もいいので、先輩達とはまた違った“カワイイ”を作れるよう模索中です。

――プロデューサーの木村ミサさんは、みなさんにとってどんな存在ですか?

白石 最初からずっと一緒にいてくださって、グループ名も考えてくださったり、担当カラーも1人ずつ理由付けとともに決めてくださったんです。FRUITS ZIPPERさんがあれだけブレイクしている中でも、ちゃんと各グループのメンバー1人1人のことを色々考えてくださっているのが毎日伝わって来るので、だからこそ、この8人でその期待に応えたいし、いつかちゃんと恩返しをしたいなって思っています。

奥田 ミサさんは本当に「KAWAII LAB.」のグループのことを一番に考えてくださっていて、的確なアドバイスもたくさんくれるし、尊敬出来る頼れるお姉さんみたいな存在です。

――では、ここからは、3月1日配信リリースの『始まりの合図』について教えてください。記念すべき1stシングル、どのような曲になっていますか?

柳川 先輩達とはまた違った“カワイイ”を出せている曲なのかなって思っています。私達8人は、メンバーとこれから出会ってくれるファンの皆さんとずっと一緒にいたいなって思っていて…。そしたら、「ずっと一緒にいようね」って歌詞があって、それが私の歌割りだったんです。いつも思っていることがそのまま歌詞になっているので、本当に心から歌えています。

音井 私は原宿のカワイイ文化が好きなんですけど、キラキラピコピコみたいな音も入っていて原宿らしさも感じられたので、これから、この曲と一緒に「原宿から世界へ」旅立っていくんだなと、すごく大きな世界を想像出来た曲です。

――レコーディングはいかがでしたか?

庄司 本当に難しくて、私はレコーディングで苦戦して泣いちゃったんです。でも、そういう思い出も含めて、1年後2年後とかに聞いても沁みる曲だなって思います。私達はまだ出会って4ヶ月ぐらいなんですけど、でも、これから色々な活動をともにして、色々な経験を重ねていって、1周年2周年とかで、この曲を歌いながらまた泣くんだろうなって思いました。

――この曲のライブでの注目ポイントも是非教えてください。

塩川 全体的に、お花のような振り付けが多かったりとか、回った時に衣装がフワッとしたりする感じとかがSWEET STEADYらしいなって思うポイントです。あとは、「一口かじったチョコクレープ」っていう歌詞があるんですけど、その時にペアになって、みんな何かをしているんですよ。私はいつも、なつかちゃん(栗田)とペアなんですけど、ちょうど前に歌っているメンバーがいて、隠れていて見えないので、なつかちゃんが毎回違うことをしてきて…。なつかちゃんはクレープを持っているっていう設定なんですけど、クレープを持っていなかったり、ただ手を振るだけのこともあったり。なので、そういう細かい振りや動きまで注目して欲しいです。

――そう言われていますが、栗田さんはいかがですか?

栗田 私も莉世ちゃん(塩川)なんですけど、私達2人だけジャンケンをしているところがあって、結構、私が勝つんですけど…

塩川 いやいや、違う。私が勝つよ。

一同 (笑)

栗田 最近はあいこが多いかな?そんな感じで、他のペアも色んなことをしているので、メンバー間の仲の良さも伝わると思うので、そういうところにも注目して欲しいなと思っています。