セクシーなパフォーマンスと演出にSWAG悲鳴!

TETTA、REI、EIKU、HAYATO、KENSHIN、NAOYAによる6人組グループ「ONE N’ ONLY」(以下、ワンエン)。昨年10月の石川公演を皮切りに、5カ月にわたって初の47都道府県ツアーを実施。各公演のチケットはすべてソールドアウトという高い注目度を見せた。ついにファイナルとなった「ONE N’ SWAG ~All out~」には、多くのSWAG(ワンエンおんファンの総称)が押し寄せた。

開演時刻を迎えると、舞台上で6つのアーチを形成していたバルーンがステージから切り離され、花のような形に変形。大ホールならではの華やかな演出に早くも目が釘付けになる。ステージに6人が登場すると会場が揺れるほどの大歓声が。未発表曲「Fight or Die」からライブがスタートすると、ステージの随所からはファイヤーボールが吹き上がり、TETTAが伸びやかな歌声を響かせる。「I’M SWAG」では、「手を上げろ! さあ 今」と歌に力を込めたREIの合図にSWAGも負けじと応じる。「Shut Up! BREAKER」ではHAYATOの「強気になってんじゃねえよ」の決めゼリフに悲鳴が上がる一幕も。

代表曲の一つである「Category」ではKENSHINが「SWAG、騒げんのか!?」と煽りながらさらに激しさを増していく。6人の激しいダンス&ボーカルを、スパークラーや「ビームツイスター」と呼ばれる特殊な機材から放たれる変幻自在の光が彩っていく。スウィートな歌声が印象的な「Beautiful」を終えると、スクリーンにはシャツをラフに羽織った6人が部屋でまどろむ姿が映されたムービーが流れる。映像の中の彼らが見せたシャワーシーンに驚きの声が上がる中、ブラックのジャケットにハットというスタイリッシュな出で立ちに着替えて6人が再登場。「QUEEN」でマイクスタンドを、「What’s Your Favorite?」では発光する6脚のチェアを使ったパフォーマンスを披露。シャツのネクタイを片手で取り外すなどセクシーな動きで大歓声を浴びると、「DEJAVU」では美しく揺れるカーテンの中で上着を脱ぎ去ったメンバー。ライブというよりもショーを見ている様な妖艶な演出に、新しいワンエンの強みを見た。

ダンストラックが鳴り響く中、ワイルドなストリートルックに着替えたワンエンはHAYATO、KENSHIN、NAOYAの3MCが気迫みなぎるラップをつなぐ未発表曲「ALL OUT」で再びノリノリの空間を作っていく。このパートで披露されたのは、多くの熱狂的なSWAGがいる南米と、日本のエッセンスが融合したメドレーに。ラテンのリズムが自然と体を踊らせる「L.O.C.A」「LA DI DA」、パーティチューン「Sexy Beach Party Yes!!」と息つく暇もなく盛り上げていく。メドレーの終わりには最新ナンバーの「DOMINO」を披露。ワンエンらしいリズミカルかつダイナミックな楽曲で、6人の背後には花火とファイヤーボールによる華やかな演出が施された。