SKE48はいい意味で諦めの悪いグループ！？ | SKE48「16周年を迎えて“全員が主役”だと言えるくらい輝くグループに」INTERVIEW

SKE48はいい意味で諦めの悪いグループ！？

――ここからは、新曲リリース後に皆さんが楽しみにしていることを教えてください。

佐藤　今年はまだメンバー全員でのコンサートを行っていないので、16周年というこのタイミングで、メンバー全員でコンサートができたらいいなと思っていますし、その時にはこの「告白心拍数」も披露できたらいいなと思っています。

――初選抜の藤本さんはいかがでしょうか？

藤本　私はアイドルを6年間やっているんですけど、まだ一度も音楽番組に出たことがないんです。だから、地上波の音楽番組に出て、SKE48をもっと全国に広めたいなと思っています。あと、これまでは地元の広島でお仕事をした時に、お世話になった方にCDを渡すと、（ジャケットを見て）「藤本さんどこ？」って聞かれて気まずかったんですけど、今回は堂々と胸を張って、CDを持って故郷にも帰れるので、広島の人にもこの曲を広めたいなと思います。

――末永さん、菅原さんが楽しみにしていることは何でしょうか？

末永　今回のカップリングでは、SKE48 ミミフィーユという新しいティーンズユニットが誕生したんですけど、私も元祖ティーンズユニット（SKE48 プリマステラ）だったので、ミミフィーユがSKE48を盛り上げるきっかけになってくれたらいいなと思っています。カミングフレーバー、SKE48 プリマステラに続く新しいユニットなので、反響も楽しみです。

菅原　前作「愛のホログラム」の時も、地元・宮城でPRをさせてもらったんですけど、今作でもそれができたらいいなと思っています。やっぱり、SKE48は映像よりも実際に生で見た方が絶対にハマるグループだと思いますし、こういうかっこいいダンスは現場で見るのが一番だと思うので、個人的にはリリイベ（リリースイベント）をたくさんやっていきたいなと妄想しています。

――では、熊崎さんがセンターとして楽しみにしていることは何でしょうか？

熊崎　「告白心拍数」は、コールやペンライトの応援が加わることで、さらに大きくなる楽曲だと思うので、それが今から楽しみです。あとは、心拍数が上がるような場所に行って、リリイベができたらいいですよね。私の場合、競馬が大好きなので、競馬の最後の直線が特に興奮して心拍数が上がるんです。

末永　私も電車を見に行ったら心拍数が上がります。

一同　（笑）。

熊崎　だから、そういった場所でリリイベができたらいいなと思っています。私も妄想なんですけど（笑）。

――今回のインタビューでは、皆さんの趣味や好きなことがたくさん伝わってきましたが、熊崎さんが考える今のSKE48の強みはどんなところにあると思いますか？

熊崎　ファンの皆さんと同じ趣味を持っているメンバーが誰かしらいることだと思っています。競馬や野球、鉄道以外にも、プロレス好きな方には荒井優希ちゃんがいますし、昆虫好きな人は入内嶋涼ちゃんがいたりして、好きなことを一緒に話せるメンバーが揃っているので、握手会に来ていただけたらすごく楽しめると思います。もちろん、アイドル好きなメンバーもいるので、そういう意味でも身近に感じられると思いますし、親近感が湧くような、家族のようなグループでありたいなと思っています。

――菅原さんが思う今のSKE48の強みはどんなところでしょうか？

菅原　やっぱり、ふゆっぴ（藤本）とかも長年ずっと選抜を目指してここまで頑張ってきて、入内嶋涼ちゃんもそうですし、くまさんもずっとセンターを目指してきたので、いい意味で諦めの悪いグループだなと思っていて。でも、ひとつのことに真っ直ぐに頑張れるメンバーがこんなにもたくさんいるというのは、SKE48にとってもいいことだと思いますし、これこそが強みなんだなと思っています。SKE48を推していたら、きっと、一緒に上を目指していくストーリーを楽しめると思うので、今回のインタビューをきっかけに、SKE48のことをもっともっと知ってもらえたらいいなと思っています。

――それでは、最後の質問です。16周年を経て、ここから17年目に突入するわけですが、皆さんの今後の夢や目標を一言ずつ聞かせてください。

佐藤　今年の始めに、まだやったことないことをたくさんしたいという話をしていたんですけど、例えば、出演したことのない音楽番組にも出てみたいですし、まだまだ経験したことのないことに挑戦し続けていきたいです。

藤本　私は26歳で初めて選抜に入って、初選抜の最年長記録を更新したんですけど、これから活動をしていく中できちんと結果を残して、後輩達の希望になれたらいいなと思っています。

末永　これはずっと言ってきていることなんですけど、何周年になっても変わらずに、SKE48が大きい会場でコンサートができるといいなと思っています。歌番組もそうですし、もっともっとSKE48の知名度を上げられるような1年にしていきたいです。

菅原　私は今年、目標にしていた写真集を出せて、個人的な夢は叶ったと思っているので、何回も同じことを言ってしまいますが、これからはもっと人気と実力をつけて、地元の宮城や東北でもライブができるように頑張っていきたいなと思います。

熊崎　私は念願のセンターに立てたんですけど、ここがゴールじゃなくてスタートだと思っています。すごく頼り甲斐のあるメンバーがSKE48にはたくさんいるので、みんなと力を合わせて、もっともっとSKE48を盛り上げていきたいです。実は、今回のMVには全員がずっと映っているんですよ。それは、“全員が主役”という意味なんだと監督さんが言ってくださったんですけど、本当にみんなが主役だと言えるぐらいに輝いているグループにしていけたらいいなと思っています。

PHOTOGRAPHER：TOMO TAMURA,INTERVIEWER：ATSUSHI OINUMA