2ndアルバム『Color』収録のソロ曲にはメンバーそれぞれの個性溢れる一面が

――2ndアルバムに収録されたそれぞれのソロ曲について、アピールしていただきたいです。

うゆゆか プロデューサーのだいきさんが、それぞれのイメージで曲を作ってくれて、どれもメンバー名が連想できるタイトルになっているんです。私の「浮遊花」はメロディが難しく、歌詞を浸透させるのも時間がかかりました。レコーディングで完璧ではなかったんですけど、少しずつ「私っぽいかも」となじんできて。繊細な曲で、自分とも重なります。

明暗りあ ソロ曲「UnReal」の途中には「忘れてしまいそう 元々の色」というフレーズがあり、最後には「本当は私 普通の女の子」というフレーズがあって。アイドルの自分とアイドルじゃない自分、二面性を表す曲になっていますね。

みあねあみ 私の「ごめんね」は、曲調がカッコいいです。自分との戦いを表現した歌詞からは、人としてのカッコよさも伝わってくるし、誰しも経験したことある感情も込められているはずなので     、歌詞カードを見ながら、イヤホンでひっそりと聴いてほしいです。レコーディングでは、曲に合わせて言葉を発するべきタイミングと、自分で口ずさみたいタイミングがズレていたのが難しくて、3テイク目でようやく気持ちよく歌える苦労もありました。

みつこ ソロ曲は「みつめて」で、素の私とステージの私の葛藤を描いているイメージですね。歌詞にある「理想の自分と今の自分の差に溺れてしまいそう」のフレーズは、本当にそうだなと思います。こうありたいとする自分を、なかなか出せないというか。素の自分にあるネガティブさを出して、ステージに上がるとダメになってしまうと思っていて、日々の私がよく表現されている曲になっています。

――個性溢れるソロ曲の一方、全員で歌い上げた曲で特に注目してほしい曲も教えてください。

明暗りあ 選ぶなら「Another」と「FLOWER OF LIFE」かな。

みあねあみ うん。、イントロで一気に空気感が変わるし、アイドルの枠も超えて、シンダーエラの世界観に引きずり込める力をあると思う。

うゆゆか シンダーエラには、一発でわかる曲がないとおもっているんです。何度か見て聴いて、ようやくつかめる曲ばかりだし、「Another」と「FLOWER OF LIFE」は特にそんな私たちらしさを表していますね。