ボディメイクの努力も重ねて「グラビアデビュー」の裏にあったコンプレックス
――自身のYouTubeチャンネル「ゆーのちゅーぶ」では、舞台裏でボディメイクに励む姿もアップしていて。最新写真集に限らず、熱心にトレーニングに取り組んでいるのかと思います。
大原 シチュエーションに合わせた、体づくりをしているんです。ファッション誌などに出るときは、バストアップのインパクトを強くした方がいいと思うので、上半身のトレーニングに力を入れたり。鍛えているときの体勢や呼吸で腹筋の出方が左右で違ったりするので、トレーナーさんに相談しながら、バランスのいいシルエットを保てるようにトレーニングをしています。
――そうした努力を重ねる現在、最新写真集にあるテーマのとおり、芸能界デビューから15周年を迎えました。
大原 あっという間とは言えないほど、色んな経験をさせていただいた15年でした。グループ(Dream5)を経てソロ活動をするようになったから、第2の芸能人生を歩んでいる感覚です。グループ時代は周囲で支えてくださるスタッフさんの顔ぶれがほぼ変わらず、日々のルーティンが決まっていて。でも、ソロになってからは、現場ごとに異なる方々にお会いする環境の変化もありました。
――当初は、変化に慣れる苦労もあったのではないでしょうか?
大原 頼れる存在が当たり前にいる環境でしたし、ソロになって、自分自身で人生の舵取りをするのは難しかったです。一人になって「何をしたいか」と聞いていただくことも増えて、自分の意見を出すのも大変でした。
――雑誌『週刊プレイボーイ』(集英社)でのグラビアデビューは、大原さんの意思だったそうですね。
大原 ひとりになって「自分の価値を作らなければ」として、浮かんだのが「グラビアをやってみたい」という思いだったんです。体型へのコンプレックスを武器に変えられればと考えたのが、きっかけでした。