STU48にしか歌えない昭和歌謡テイストな新曲
――STU48の皆さんは意外にもSTREAM初登場です。まずは、お1人ずつ自己紹介からお願いします。
福田朱里(以下、福田) 1期生の福田朱里です。香川県出身なので、うどんが大好きで三食うどんを食べています。
――東京に来た時にも食べていますか?
福田 はい。先日、人生で初めて「つるとんたん」に行ったんですけど、器が大きくてモリモリでびっくりしました(笑)。九州や三重など色々な地域のうどんも大好きです。
――では、曽川さん、お願いします。
曽川咲葵(以下、曽川) 山口県出身、3期生の曽川咲葵です。最近は麻辣湯(マーラータン)にハマっています。
――辛い食べ物が得意なんですか?
曽川 得意というわけではないですけど、好きなので最近よく食べています。
――始めたばかりのTikTokについても是非教えてください。
曽川 私が応援団出身なので学ランを着て、様々な困っている人やいろんな人を応援する動画を投稿しています!
――ありがとうございます。お2人のキャラも色々掘っていきたいのですが、まずは最新シングル「地平線を見ているか?」について聞かせてください。曽川さんは初選抜で、しかもセンターを務めているわけですが、最初にセンターに抜擢されたと聞いた時はどう思われましたか?
曽川 もちろん嬉しい気持ちが一番にあったんですけど、驚きの方が大きかったです。頭の中に色々な感情がごちゃごちゃ一気に沸き上がってきて、言葉にできないというのはこういうことなんだなと感じました。
――実際に、曲を聴いた時の印象はいかがでしたか?
曽川 私は、曲が一度静かになる落ちサビから、最後に盛り上がるような曲が大好きなんですけど、自分がセンターを務める曲で、好きな感じの展開の曲だったのでとても嬉しかったです。
――しかも、「オリコン週間合算シングルランキング」で1位を獲得したということで、おめでとうございます。改めて、昨年、研究生から昇格してからここまでの展開がすごいですよね?
曽川 正直、一体何が起きているんだ!?という感じでした。(オリコン1位は)すぐには受け止められないくらいにびっくりしました。
――ありがとうございます。それが素直な感想なんだと思います。では、1期生の福田さんから見て、今回のシングルはどんなメンバーが集まっていますか?
福田 実は、前回のシングルから選抜メンバーが半分入れ替わっているんです。もともと、STU48は個性が強いグループだと思うんですけど、今回は特に、自分らしさを持っていて、得意分野をしっかり生かしていけるメンバー構成になっているなと感じています。センターとして引っ張ってくれている咲葵ちゃんもちょっと変わっているんですけど(笑)、とても前向きなんですよね。それも才能だと思っています。あとは、歌が得意なメンバーもいれば、キャプテンシーのあるメンバーやMCをがんばってくれるメンバーもいたりして、とてもバランスの取れた16人が揃ったなと感じています。
――では、そんな選抜メンバーで挑んだ今回の新曲。福田さんの第一印象はいかがでしたか?
福田 最初に聴いた時は衝撃的過ぎたというか…。今のアイドル業界の中では、多分誰も歌えない楽曲だなと感じました。やっぱり、シングルとして出すということは、半年間くらいはこの曲を引っ提げて活動していくわけですから、とても難しい課題をいただいたなというのが率直な感想でした。でも、私は昭和歌謡が好きなので、お気に入りの1曲になりましたし、プライベートでもサブスクでよく聴いています。
――難しい課題だと感じたということですが、レコーディングも苦戦しましたか?
福田 低いパートが多かったので苦戦しました。どちらかと言うと、私は高い声のパートをいただくことが多かったので、今回は何度もトライしたのを覚えています。また、今までのSTU48にはないコンセプトの歌というか、シチュエーションが難しい曲だなとも感じたので、感情を込めるのもとても大変でした。
――では、曲の好きなポイントや聴きどころをそれぞれ教えてください。
曽川 私はこの曲の歌詞のストーリーが好きで、中でも「こんな遠くまで夢を追いかけて 弱音を吐くなんて悔しいけれど」という部分が大好きです。私も東京でお仕事している時には、家族のことを思い出したり、ホームシックになったりもするので、共感します。
福田 曲調はレトロな感じなんですけど、2番には「画面越しの君は何度も 「帰ってくれば?」って言うけど」という歌詞があって、きっとビデオ通話しているんだろうなという情景が浮かぶ現代的な感じもあるので、そういったギャップにも注目してほしいです。歌詞を見ながら聴くと、頭の中でドラマのように繋がっていくところも好きですし、希望も感じられる魅力的な曲だなと思っています。