活動再開直後に、同期とともに再び日向坂46のステージへ
――ファンクラブの名称「Ayacheri Land」にはどんな思いが込められていますか?決めるのには悩みましたか?
高本 ファンクラブのイメージはずっと持っていたので、名前はすぐに決まりました。私がよく自分のことを“あやちぇりプリンセス”と言っていたので、ひとつの国のようなファンクラブにしたいなと思って、「Ayacheri Land」という名前を付けました。
――高本さんらしい、とてもいいネーミングだなと感じました。ファンクラブでは今後どのような活動をしていきたいですか?
高本 今までと変わらず、オンラインお話会やリアルでのお話会もたくさんやっていきたいですし、とにかくイベントを強みにしたいなと思っています。ファンの皆さんに集まっていただいて、ステージでお話して、歌って踊って…みたいなことではなくて、距離感が近いイベントをたくさんやっていきたいです。ピクニックとかいいですよね。外でキャッチボールをしたり、私の犬も連れて行って皆さんにご挨拶させたりしたいなと思っています。今までやってこなかったような、ファンの皆さんと一生ものの思い出を作れるようなイベントを考えていきたいです。もちろん色々な制限はあると思いますけど、ギリギリのところを攻めていきたいですね(笑)。
――もともと、アイデアを考えたりするのは好きだったのですか?
高本 そうですね。現役の頃からイベントはあったので、常に色々なアイデアを考えていました。普段からやりたいことがどんどん思い浮かんじゃうタイプの人間なので(笑)。ずっとファンの方達と一緒にお酒を飲んだり、ご飯を食べたりしたいなと思っていたんですけど、流石にそれはなかなか叶えられなかったので、これから実現できたら嬉しいです。お酒が好きなので、ファンの皆さんと乾杯できるようなイベントは是非やってみたいですね。そういう色々な面をこれからは見せていきたいですし、ファンクラブの人達にだったら見せてもいいかなと思っています。ということで、ファンクラブに入っていただけたら、今まで見られなかった高本彩花が見られると思います(笑)。
――ファンクラブの活動がありつつ、他にはどのような活動をしていきたいですか?
高本 ゴルフや釣りなど色々な趣味があるので、気軽に発信できるYouTubeチャンネルをなるべく早い段階で始めたいなと思っています。他にも、お洋服をプロデュースするのがずっと夢だったので、ファッション関連のお仕事には是非挑戦してみたいですし、カラコンや化粧品とかも作れたら嬉しいです。あとは、現役の頃から原石のような可愛い子を輝かせるのが大好きだったんですよね。このメンバーは、こうしたらもっと可愛くなるだろうなとか考えるのが好きだったので、いつかはアイドルグループのプロデュースもやってみたいと思っています。
――プロデューサー高本彩花!それは是非見てみたいですね。
高本 現役の頃から、衣装も作ってみたいなと思っていたので、いつか本当にやってみたいです。
――さて、ここからは、今回絶対に触れたかったお話を。4月6日に、横浜スタジアムで行われた日向坂46のライブ『6回目のひな誕祭』で、卒業メンバーを含む一期生と久しぶりにステージに立たれましたが、その時はどんな感覚でしたか?
高本 ステージに立ったのは去年7月以来だったんですけど、こんなにも長い期間ライブをしていなかったことはなかったですし、そもそも卒業後にもう一度ステージに立てるなんて思ってもいなかったので、とにかく嬉しかったです。毎年、横浜スタジアムに行ってライブをしていたので、会場に着いてメンバーやマネージャーさんに久しぶりに会えた時は、とても懐かしいなと感じました。あと、卒業したメンバーを大きな声援で迎え入れてくれた“おひさま”(日向坂46ファンの愛称)の皆さんは本当に温かいなと改めて感じましたね。
――ステージでは、すぐに現役の頃の気持ちや感覚を取り戻せましたか?
高本 (少し考えて…)何だか不思議な気持ちでしたよね。今はもうアイドルじゃないのに、1日限りのアイドルをやっている感覚が新鮮というか、今までに経験したことがないような感覚になりましたし、私自身もとにかく温かい気持ちになりました。
――久しぶりに揃った同期メンバーはいかがでしたか?
高本 当日は、卒業メンバーだけの楽屋があって、久しぶりに会う同期もいたんですけど、楽屋の感じはあの頃と何も変わらなかったですね。潮紗理菜ちゃんはひたすら喋っているし、カゲ(影山優佳)は何かとツッコんでコメントしてくる…みたいな(笑)。一期生はおばあちゃんになっても、一生この感じなんだろうなと思って、とてもほっこりしました。