2nd写真集への自信「誰かの心にお邪魔させていただくような作品に」
――2nd写真集『掻き立てる』のタイトルは、中田さん自身で付けたそうですね。
中田花奈(以下、中田) あえて「何を」とは言わず、色んな意味を想像できる言葉にしました。写真集を通して、読者のみなさんの気持ちを振り乱したい感覚もあったんです。誰かの心にお邪魔させていただくような作品になっているという、自信もあります。
――自信みなぎる2nd写真集は、30歳の節目を記念した作品でもあります。
中田 乃木坂46を卒業した後に「グラビアのお仕事をやってみたい」とスタッフさんと話し合っていました。元々、(元AKB48の)柏木由紀さんや永尾まりやさんのように雑誌のグラビアで表紙を飾る先輩方への憧れがあって、ようやく夢が叶い、グラビアのお仕事を続けてきたタイミングで、2nd写真集という“絶好のチャンス”が巡ってきたことがうれしかったです。
――グラビアに対する、並々ならぬ熱意もあったんですね。
中田 はい。ボディメイクも好きですし、女性のカラダを見るのも好きなんです。グラビアのお仕事をはじめてからは「完璧なカラダでなくてもいい」と気が付いて、色々と“さらけ出せれば”と思いながら続けています。
――2nd写真集では、新たなボディメイクにも励んだのでしょうか?
中田 やり方は、普段と違ったかもしれません。雑誌のグラビアでは、肉付きがあった方がいいと思っているんです。でも、一生の作品となる2nd写真集では、雑誌よりも“そぎ落とした自分を見せたい”と思いました。実際に絞ったのは数日間で、自然体で女性らしさも残した“ギリギリのカラダ”で撮影できました。
――具体的に、どのようにカラダを絞ったんでしょう?
中田 適度な食事制限は行いました。でも、(雑誌の)グラビアの撮影のときとルーティンは一緒です。元々太りやすい体質なので、日頃から気を付けるようにしていますが、撮影直前はほどよく食事を我慢して。撮影時点では、ベストな体型だったと思います。でも、(撮影から)しばらく経ったら、ちょっと太っちゃいました(笑)。2nd写真集のベストな私を見て、目標としてくださる女性がいらっしゃるならうれしいです。