「Teenage Blue」は一緒に青春の1ページを作れるような楽曲
――8月20日にリリースする2ndシングル『Teenage Blue』の聴きどころを1曲ずつお聞かせください。
テミン 表題曲の「Teenage Blue」は、“青春”について歌った曲で、歌詞を初めて読んだときに、「これは僕らのことを歌った曲だ」と感じて、僕とシュウトくんは今感じている感情を入れることに集中しました。まだ大人と言うにはギリギリの年齢で、その時期だからこその思いが詰まっていて、聴く人に勇気を与えたいと思いながらレコーディングをしました。
シュウト ライブでみんなと歌えるパートもあるので、一緒に青春の1ページを作れるような楽曲になっています。
テミン ライブで歌うのが楽しみです!
ギユン サウンド面はアップテンポでロックな曲なので、疾走感のある音作りを意識しました。
――先ほど自分たちで歌のパート分けを考えると仰っていましたが、どのように決めていくんですか。
シュウト 歌詞をもらったら一回聴いて、通しで歌ってみて、どのパートが合うかを二人で話してから、3人にも聴いてもらって、どちらが歌ったほうがいいかを決めていきます。
――続いて「Cotton Candy」について。
テミン この曲は初めて聴いたときに、めっちゃおしゃれだなと思いました。今までHi-Fi Un!cornではやったことのないタイプの曲調で、今のK-POPのトレンドも取り入れた踊りたくなる曲です。「僕らの色で毎日を彩りたい」というメッセージが込められた歌詞も曲に合っていますし、個人的にはフックでパッとリズムが変わるところが大好きです。
シュウト “Blue & Purple Green 自分色にYellow Pink 塗り替えてくよ”という歌詞がお気に入りなんですが、そこはメンバー一人ひとりの担当カラーでもあるんです。
ギユン 今までロックをメインにやってきたので、リズムセクションは新しい挑戦でした。
ミン とても難しいんですが、ライブに向けて、いっぱい練習します(笑)。
――最後は「Backyard High Five」についてお聞かせください。
ヒョンユル 僕たちが楽にいられる場所、心が楽になるメンバーや家族、そしてファンの方々。そういう人たちを“Backyard”という単語に例えた曲です。メンバー全員でコーラスもやっているんですが、これまでのシングル曲では初めての試みです。ライブでお客さんと一緒にコーラスする瞬間は、めっちゃ気持ちがいいんですが、「Backyard High-Five」と「Teenage Blue」はそういうパートがあるので、早くライブで披露したいです。サウンド面ではアコースティックで、これもHi-Fi Un!cornとしては初挑戦です。アコギがベースになっていて、スイス民謡のヨーデルを彷彿とさせるところもあって、聴いていると幸せな気分になります。ライブでどういうアレンジにするかも楽しみです。
テミン キャンプファイヤーで歌う情景が浮かぶ曲ですね。
――9月から『Teenage Blue』を引っ提げたアジアツアー「Hi-Fi Un!corn ASIA Tour 2025″Teenage Blue”」が、9月25日のZepp Shinjuku(東京)を皮切りに始まります。他に日本では10月10日にBIGCAT(大阪)で公演しますが、どんなツアーになりますか?
テミン 先ほどヒョンユルくんが言ったように、僕らはみんなとシンガロングするのが大好きです。ただ、これまではそういう曲が少なかったんですよね。でも今回のシングルで2曲増えたので、もっともっと一緒に盛り上がれますし、ファンの皆さんの声を聴くのが楽しみです。
――12月13・14日はFNC ENTERTAINMENT所属アーティストが一堂に会する「FNC KINGDOM 10TH ANNIVERSARY」への出演が決まっていますが、意気込みを教えてください。
テミン 緊張もしますが、すごく楽しみです。7月12・13日にもFNC ENTERTAINMENT所属のバンドグループが総出演する夏のバンドフェス「FNC BAND KINGDOM 2025」があったんですが、楽しかった一方で、先輩方から勉強させてもらうことも多くて。このイベントでは後輩のAxMxPも出演して、とても刺激になりました。「FNC KINGDOM 10TH ANNIVERSARY」では新しいHi Fi Un!cornを見せられるように、頑張って練習したいと思います。
――普段から先輩との交流はあるんですか?
シュウト 多々あります。イベントが終わった後にお話することもありますし、誕生日のときなどに連絡もします。そのたびに「最近悩んでいることはない?」と声をかけてくれるので優しい先輩ばかりです。
テミン ライブの打ち上げなどでも、僕らは質問したいことがたくさんあるので、たくさんお話します。
シュウト 本当にFNCファミリーという感じで、いい会社です!
――後輩の存在はいかがですか。
ギユン かわいい(笑)。でもライブではかっこよくて、実力もあります。
ミン 普段の無邪気な雰囲気と、ステージに立ったときのかっこいい姿にギャップがあって魅力的です。
テミン 練習生の期間が長い子たちが集まったグループなので、完成度が高いですし、僕らとは違うタイプの音楽なんですが、いつかコラボしたいです。ただ本番前に緊張している姿は、2年前の僕らの姿を見ているようで気持ちが分かりました。
ヒョンユル 僕はギターの後輩(キム・シン)ができたのもうれしかったんですが、「FNC BAND KINGDOM 2025」の初日リハーサルで僕のギターを聴いて、どういう音だったかをメモして、翌日のリハーサルでメモを見せてくれたのもありがたかったです。
――最後に当面の目標をお聞かせください。
ヒョンユル 「ROCK IN JAPAN FESTIVAL」や「SUMMER SONIC」など、日本の大型ロックフェスに参加したいです。そして僕たちのことを知らない人たちにも、Hi Fi Un!cornの良さを知ってもらいたいです!
Information
2nd Single
『Teenage Blue』
2025年8月20日(水)リリース
【初回生産限定盤A】¥3,000(税込)
「Teenage Blue」「Cotton Candy」「Backyard High-Five」3曲のインスト含む全6曲収録
・36Pにおよぶスペシャルフォトブック
・トレカ初回限定盤A ver. 6種から1種ランダム封入
・帯裏イベント参加券1枚
【初回生産限定盤B】¥2,500 (税込)
「Teenage Blue」「Cotton Candy」「Backyard High-Five」3曲のインスト含む全6曲収録
・Hi-Fi Un!cornのメンバーが撮影したスペシャルフォトブック(20P予定)
・トレカ初回限定盤B ver. 6種から1種ランダム封入
・帯裏イベント参加券1枚
【通常盤初回仕様A】¥1,400 (税込)
「Teenage Blue」「Cotton Candy」2曲のインスト含む全4曲収録
・トレカ通常盤A ver. 6種から1種ランダム封入
・帯裏ソロイベント参加券1枚(ランダム)
【通常盤初回仕様B】 ¥1,400 (税込)
「Teenage Blue」「Backyard High-Five」2曲のインスト含む全4曲収録
・トレカ通常盤B ver. 6種から1種ランダム封入
・帯裏ソロイベント参加券1枚(ランダム)
Hi-Fi Un!corn
TBS×韓国の放送局SBSグループ×韓国の芸能事務所FNC ENTERTAINMENTの3社が組んで開催していた日韓合同サバイバルオーディション番組「THE IDOL BAND:BOY’S BATTLE」で優勝し、2023年6月26日にCNBLUEのジョン・ヨンファのプロデュース曲「Over the Rainbow」で日韓同時デビューを果たしたオム・テミン(Vo.)、フクシマ・シュウト(Vo.)、キム・ヒョンユル(Gt.)、ソン・ギユン(Ba.)、ホ・ミン(Dr.)から成る5人組ボーイズバンド。デビュー曲『Over the Rainbow』は、iTunesポップアルバムチャートで1位を獲得し、韓国では音楽授賞式「2023 K GLOBAL HEART DREAM AWARDS」でワールドワイドルーキー賞を受賞。日本では、TBSドラマ「君には届かない。」やTBSドラマ「訳アリ女ダイアリー」の主題歌を担当。また、ドラマ「君には届かない。」にシュウトが出演、テレビ朝日ドラマ「ザ・トラベルナース」にはリーダーのキム・ヒョンユルがレギュラー出演するなど音楽活動以外にも幅広く活動中。今年4月30日に『Beat it Beat it』でメジャーデビューを果たすと、メジャーデビューシングルを引っ提げ自身初のアジアツアーを開催し、大盛況のうちに幕を閉じた。そのほかにも『KCON JAPAN』への出演や、韓国の授賞式「2024 K-WORLD DREAM AWARDS」にてミュージックアイコン賞を受賞、韓国のドラマ『四季の春』のOSTに参加、韓国の各種音楽フェス「INNOMAS MUSIC SERIES」や「AWESOME STAGE」「2025 Soundberry Theater」「Beautiful Mint Life 2025」への出演など、日本と韓国に橋をかけ着実にその名を広めている。
PHOTOGRAPHER:TOMO TAMURA,INTERVIEWER:TAKAHIRO IGUCHI,HAIR: SEO JIN YI,MAKE:SIM HYUN JI,STYLIST:nS