メンバーの音楽との出会い
――少し話が変わりますが、ライブについてお伺いしますが、昨年12月に地元大阪で初ワンマンでしたが、いかがでしたか?
齋藤 初めてのワンマンなのでかなり準備もしたし、めちゃくちゃ緊張したんですけど、本番はすごく楽しかったです。あっという間に終わったという印象で達成感もすごかったですし、いい意味で寂しさもありました。
――まっきいさんいかがでしたか?
まっきい 僕も大河君と同じく一瞬だったなという感覚です。ワンマンの直前の企画ライブで45曲もやっちゃって。それと比較すると一瞬やったなっていうっていうのもあるんですけど(笑)。僕個人としては人生初のワンマンだったので、緊張とかどうしたらいいんだろうとか、お客さんはどんな反応をしてくれるんだろうとか、いろんな不安はありました。でもステージに立ったら、そんな不安も一切なくて。自分たちの味方しかいないという状況で、のびのびライブできたっていうのがめっちゃ楽しくて。終わってすぐにまたやりたい、やった時にはみんな来てほしいって思いました。
――惣田さんいかがですか?
惣田 自分たちを好きでいてくれる人と空間っていうのがすごく嬉しくて。みんなずっと笑ってて、楽しんでくれてたなっていうのが印象的です。僕もワンマンライブは初めてだったので、これを機にどんどん大きな会場でもできるようになりたいと思いました。
――ラスト岩根さんいかがでしょうか?
岩根 めちゃくちゃ楽しくて一瞬だったんですけど、個人的な感想は、ワンマンなので、本番までの時間って結構あるかなと思っていたんですけど、リハやって準備したらもう本番始まるみたいな。バタバタすぎて衣装の靴が見つからず、プライベートで履く靴でやりました。次のワンマンでは落ち着いてやろうと思います。
惣田 大旗がめちゃくちゃ緊張して肩がすごく上がっていて。
岩根 序盤に僕きっかけの曲があって。あまりライブではやらない曲だし久しぶりということもあって、もうガチガチで。
まっきい (緊張しすぎて)これはあかんなと思いました。
岩根 見事にミスってしまって。でもよく考えたらワンマンは僕らのことが好きな方しかいないからっていい意味で気づいて、そこからは緊張が無くなりました。
惣田 あれでメンバーもお客さんも緊張がほぐれたというのはあったよね(笑)。
――今年12月にはShibuya WWWでワンマンが開催されますが、どんなライブにしたいですか?
惣田 東京の大きな会場への挑戦で、しかもEVE OF THE LAINの日という12月2日に開催できることもあって、気を張っちゃうところとか、緊張しちゃうところもありますが、みんなと一緒に作れるライブにしたいなと思います。初ワンマンから1年経って、成長したところやこんなにかっこよくなったんだと思ってもらいたいし、自分たちもそう思えるようにしたいです。通過点ではあるけど、ポイントになるライブだと思います。
――最後に皆さんのキャリアや音楽に興味を持ったきっかけなども伺えればと思いますが、岩根さんからいかがでしょうか?
岩根 音楽を聴き始めたきっかけはGReeeeN(GRe4N BOYZ)です。その後はRADWIMPSに出会って、今でもずっと聴いています。バンド以外だとボカロとかアニソンとかも通ってきています。ギターを始めたきっかけは、中学3年生の時にRADWIMPSの絶対延命ツアーのライブ映像を見てかっこいいなぁと思ってギターを始めました。高校受験もあったので、本格的に弾き始めたのは高校1年生からですね。
――RADWIMPSの映像を見るきっかけは?
岩根 いとこがカラオケでRADWIMPSのグランドゼロを歌っていて。かっこいい曲だなと思ってアルバムを借りて聴いたのがRADWIMPSとの出会いです。RADWIMPSが僕にとっての音楽の教科書です。
――惣田さんはいかがでしょうか?
惣田 バンドをやりたいと思ったのは、高校2年生の時に大阪城ホールで観たONE OK ROCKの“35xxxv” JAPAN TOURがきっかけです。目の前にTAKAさんがいて、バンドやれよって言われてるような気がして。ライブの日も本当は野球部の練習があったんですけど、休んで観に行ってよかったなと。あの日があったから、今があります。楽器に触れたのは中学3年生の時に付き合ってた彼女にかっこいいと思われたくて、なぜかアコギを買いました。そして3ヶ月後に振られました(笑)。
――エレキギターはいつごろ始めたんですか?
惣田 ONE OK ROCKを見に行った後にエレキギターを買いました。家に段ボールが届いて、親がびっくりしていたような気がします。その後、文化祭でバンドを組んでKANA-BOONのフルドライブとONE OK ROCKのThe Beginningをやりました。
――まっきいさんいかがでしょうか?
まっきい 親が昔バンドやっていたこともあって、ギターとかも家にある環境でした。小さい頃から漠然といつかこのギターを弾く時が来るんだろうな、みたいに思っていました。小学生のころからライブに行く機会もあって、その時観たバンドのベースの人がめっちゃくちゃかっこよくてベースやりたいって思った記憶があります。中学生になるとGalileo Galileiにハマって大阪へ来るたびにライブに行っていました。高校で軽音部に入って憧れの人がいたからベースやりたいなって。今は広島に住まれているんですけど、広島で僕らがライブをやるたびに見に来てくれています。
――影響を受けたベーシストはいますか?
まっきい 影響を受けたっていうのはあんまりないんですけど、バンドとしてめっちゃ好きだったのは、THE ORAL CIGARETTESです。いっぱいコピーもしました。
――最後、齋藤さんお願いします。
齋藤 僕はJ-POPから入ってYUIさんはよく聴いていました。そこからバンドも聴く様になって、UVERworldを聴くようになりました。音楽を聴くこと自体が好きでしたね。 楽器を始めたのは、高校の文化祭で友達に誘われてドラムを叩くことになったのがきっかけです。ドラムの前にもアコギを弾いてみたこともありましたが、難しくて続かなかったです。
――軽音部などには入られていましたか?
齋藤 ずっとスポーツをやっていて、中学はバスケ部、高校はバレー部でした。でもなかなかどちらもうまくいかなくて。いくら練習しても自分より上手い人がいることが悔しかったです。ドラムが向いているとは思わないですけど、ずっと頑張ろうと思えたのがドラムだったんで今も頑張っています。
――どんな楽曲をされていましたか?
齋藤 大学で軽音サークルに入ってそこでいろんなバンドをコピーしていました。当時はHi-STANDARDとか早くて英詞のバンドをやっていました。あとは10-FEETとか。あとはflumpoolとか東京事変とかも好きだったのでコピーしていました。
――惣田さんプロフィールを見ていたらフルマラソンも出られるそうですが、これは何がきっかけで?
惣田 お世話になってる人からフルマラソンを走ったことあるって聞かれて。軽い気持ちでやってみたいって言ったら走ることになりました。学生時代は走るのが好きで、マラソン大会もずっと1位で自信がありました。
――走ってみていかがでしたか?
惣田 3日間連続ライブの翌日が本番で。東京のライブ終わってすぐ新幹線で帰って、大阪に戻って出場しました。終わってから3日くらいは足が動かなかったですね。5年後ぐらいにまた挑戦してみたいですね。30代に突入した自分と戦ってみたいです。
――5年後には東京に進出してぜひ東京マラソンにも。
惣田 知らない土地を走る方が楽しいですし、東京マラソン、走ります!
Information
<RELEASE>
Digital EP「UNMADE」
9/10リリース
M1 ワンダーランド
M2 UNKNOWN
M3 Take Your Hands
M4 Votage
M5 マジックベル
M6 唯一無二
<LIVE>
公演名:ONEMAN LIVE
公演日:12月2日
会場:Shibuya WWW
公演名:イナズマロックフェス2025
公演日:9月21日
会場:滋賀県草津市烏丸半島芝生広場