TIF、ラストライブハウスシリーズ、大阪・関西万博、柚姫の部屋フェス…駆け抜けたラストイヤーの夏
――今年はラストイヤーの夏を一気に駆け抜けた感じだったと思いますので、まずは、この夏一番印象に残っているライブやイベントのお話から聞かせてください。
秋本帆華(以下、秋本) やっぱり、今年の夏はTIF(TOKYO IDOL FESTIVAL 2025)がとても印象に残っています。今回がラストということで、HOT STAGEに出させていただいたほか、「TEAM SHACHI リスペクトステージ」という企画もやっていただきました。事務所の後輩グループだけではなく、TIFに出演しているアイドルの中からTEAM SHACHIのことが好きだという方が参加してくれて、私達の楽曲を歌って踊ってくれるという特別なステージでした。活動を続けてきて良かったと思いましたし、温かい言葉をたくさんいただけて本当に嬉しかったです。
咲良菜緒(以下、咲良) 私はラストライブハウスです。私達はライブハウスでのライブ本数が圧倒的に多かったので、この夏もライブハウスを回れたことが本当に嬉しかったですし、4か所全8公演を毎回違うセットリストで臨みました。やっぱりライブハウスはタフ民(TEAM SHACHIファンの呼称)との距離が近いですし、エネルギー交換をしているようで楽しいなと改めて感じることができました。今回は特に全会場ソールドアウトで、どの会場もパンパンだったので熱気がすごかったですし、ライブハウスでしか味わえない感覚を存分に味わえて嬉しかったです。
坂本遥奈(以下、坂本) 私は8月頭の「どまつりin大阪・関西万博」がとても印象に残っています。私達が応援団を務めさせていただいている名古屋の大きいお祭り「どまつり」が万博会場で行われて、私達の楽曲で踊ってもらえただけではなく、万博のキャラクターみゃくみゃくやUSJ(ユニバーサル・スタジオ・ジャパン)のキャラ達もいっぱい来てくれました。エルモ達が私達の声に合わせて踊っている姿を見てびっくりしましたし、USJが大好きなのでとても嬉しかったです。もちろん、「どまつり(にっぽんど真ん中祭り)」の皆さんのお力や色々な方の協力があったからこそなんですけど、長く活動を続けてきて、万博に関わるお仕事をさせていただけてとても感慨深かったです。私達のラストイヤーと万博開催が重なったのもすごいタイミングだったなと思いますね。
⼤⿊柚姫(以下、大黒) 私は「柚姫の部屋フェス2025」です。私が毎週月曜日の夜9時から配信しているYouTube番組の主催イベントなんですけど、その配信自体もふとしたきっかけで始まって…。番組の中で、これもまたふとしたタイミングで「フェスをやりたい!」と言ったことでフェスが本当に実現しました。スタッフさんや出演者の皆さんに支えられて叶ったフェスなんですけど、特に今年の2部は、ライブハウスシリーズのソールドアウトを受けた追加公演的なイメージのライブだったので、「柚姫の部屋フェス」ですけど、がっつりTEAM SHACHIのライブといった感じでできたことがとても嬉しかったです。色々なグループともコラボをさせていただけたので、他のグループのファンの方にも、このタイミングでTEAM SHACHIのライブを見てもらえて、私達の良さを知ってもらうことができて本当に良かったなと思っています。
――皆さん、たまたまなのか?被らないようにピックアップしていただいて、ありがとうございます。
秋本 これが長年かけて培ってきたチームワークです(笑)。
――素晴らしい!では、ここからはファイナルEP「DERA Journey!!!!」のお話を。まずは、タイトルに込めた思いを教えてください。
秋本 TEAM SHACHIとしては、これがゴールかもしれないですけど、私達もタフ民のみんなも一緒に新しい未来に向かって歩んでいこうという思いを込めて、Journey(旅)という言葉をタイトルにして、名古屋弁の“でら”を頭に付けさせていただきました。名古屋発、愛知県発のグループとして、最後まで愛知と共に歩めたことがとても嬉しいです。
――これは、関東や他の地区の方に分かりやすく説明すると、どんな旅といった感じですか?
坂本 すっっっごい旅といった感じで、小さい“っ”3つで表したようなすごい旅です(笑)。新しい旅に出るという意味も込めましたし、私達と共に旅したこれまでの思い出も永遠に忘れないでほしいという思いや私達の歴史も詰まったようなタイトルになっています。
秋本 “でら”は本当にすごい時しか使わないので。最上級ですからね。
――この4つのビックリマーク(!)、もポイントですかね?
大黒 そうですね。みんなが同じ気持ちで旅に出るといったイメージです。これは多ければいいという話じゃなくて、やっぱり数は4本です。私達4人ですごい旅をしたんだぞという…。
坂本 じゃあ、小さい“っ”も4つにしとこう(笑)。
大黒 なので、ファンの方や記者の方が表記する際には、このビックリマーク4つは絶対に守ってほしいところです。
一同 (笑)。