10周年記念ライブと天神夏まつりとTIFの思い出
――この夏は例年以上に、精力的に活動されていましたが、特に印象的だったことを教えてください
浅井 やっぱり一番は8月3日に開催した「ばってん少女隊10周年記念ライブ」です。LINE CUBE SHIBUYAという大きな会場だったので、まだ鮮明に記憶に残っています。
――観に行かせていただきましたが、新メンバーの皆さんも堂々としていました。
浅井 ありがとうございます!でも、うーたん(逢里)と心那は本番前に緊張して「シクシク」(泣くしぐさ)ってなっていました(笑)。
逢里 本番5分前まで泣いていました(笑)。
浅井 オープニングで登場するときに、メンバーが3か所に分かれて登場したんですが、私はりるあちゃんと同じ場所だったんです。二人で背中を叩き合って「大丈夫!」と励まし合ったのが強く記憶に残っています。
逢里 私はオリメン3人と一緒の場所だったんですが、これまでたくさんの周年ライブを経験してきた先輩たちの気迫がすごくて、「この波に私も乗らなきゃ」と思いましたし、安心感がありました。
春乃 なかなか10周年という数字の大きさを実感できていなかったのですが、10周年記念ライブでやる曲を選んでいるときに、このライブでこういう演出をやったなとか、隊員さん(※ファンの呼称)とのこういう思い出があったなとか、それぞれの曲につながる思い出がよみがえってきました。なかなか曲が選びきれないもどかしさもありましたけどね(笑)。満員の会場で10周年ライブを迎えられたのでうれしかったです。
日南 10周年記念ライブで見た景色も感動的だったんですが、8月9日の「天神夏まつり2025」も楽しかったです。やぐらの上で浴衣を着て盆踊りをしたんですが、私は盆踊り自体が初めての経験だったんです。雨も少し降りましたが、そんなことも気にならないぐらいお客さんも盛り上がってくれました。着付けをしていただいた方に「あんまり大きく動いちゃダメだよ」と言われたんですけど、いっぱい動いちゃいました。
逢里 心那ちゃんは動きすぎて、途中で浴衣が着崩れして、一旦やぐらから降ろされていました(笑)。
柳 隊員さんもやぐらの周りを回って、一緒に盆踊りを踊ってくださって楽しかったです。
――どういう楽曲を披露したのですか?
柳 私たちの曲だと「よかよかダンス」や「OiSa」。ほかにも「ダンシング・ヒーロー」や「U. S. A.」などのカバー曲も含めて、隊員さんも同じ振りで一緒に踊ってくださって、30分ぐらいやらせていただきました。
希山 実は私も今回が初めての盆踊りだったんですが、なんとなく盆踊りって最初は輪の中に入って踊るのが恥ずかしいと思うんです。でも隊員さんはもちろん、遊びに来ていたお客さんもノリノリで踊ってくださって。みんなが笑顔で踊りながら回っている姿が圧巻でした。「御祭sawagi」もやったんですが、すごく盛り上がって。盆踊りの振り付けを担当している方が、「この曲いいね。これからも演目に入れたい」とおっしゃっていたので、来年もみんなで行きたいです!
蒼井 浴衣つながりで言うと、初めて浴衣で特典会もやって新鮮でした。福岡と東京で、それぞれ違うデザインの浴衣を着られて嬉しかったです。浴衣に合わせて、どういう髪形にしようかと考えるのも、メイクさんに髪の毛を巻いてもらう時間も楽しかったです。
上田 ばっしょーにとっては4年ぶりの出演になったTIF(TOKYO IDOL FESTIVAL 2025)も最高でした。(ばってん少女隊は初日の8月1日に出演)
柳 私たちが加入した年(2021年)が最後に出演したTIFでした。
上田 お台場に到着した瞬間から「TIFだ!」とテンションが上がり。個人的にはアイドリング!!!さんに憧れてアイドルになったので、アイドリング!!!さんが一日限定で復活したステージも観に行けて。ばっしょー10周年の年に自分がアイドルになったきっかけのアイドルさんを観られたのは感慨深かったです。
――その日のTIFは強い雨が降りましたよね。
上田 私たちのステージラストの曲、「御祭sawagi」をやっていたときに信じられないぐらいのどしゃぶりで、それも良い思い出になりました。
逢里 新メン3人にとっては初めてのTIFで、いろんなステージがある中でも一番大きいHOT STAGEに立たせていただいたんです。初めてばっしょーを見る方もたくさんいて、その方々に私たちを知ってもらえるのもうれしかったです。
浅井 スタプラ(スタプラ:スターダストプロモーションの女性アイドルセクション「STAR PLANET」の呼称)の他のアイドルグループさんに会えたのもうれしくて、ほぼ全員集合だったので、みなさんに挨拶できたのも貴重でした。