メンバーそれぞれが考える「SEXY」さを体現した新曲「My Season」

――では、「My Season」の聴きどころや推しポイントもそれぞれ教えてください。

RINO 私は特に好きな部分がありまして…、最後の方までサビと同じ感じのメロディーが繰り返されるんですけど、サビが終わった後に『I don’t wanna be a doll doll』というキャッチーなフレーズがきて、振り付けも曲と同じくキャッチーになっていくので、TikTokなどで是非踊ってもらいたいと思うお気に入りポイントです。曲とダンスがばっちりとハマる感じが大好きです。

NONA 今回は「SEXY」で強い女性の楽曲なので、RAPっぽいパートも多く、そこが私のお気に入りポイントです。あとは、MOMOCAの最後の『時代ごと』『震わす』という歌詞の言い方も好きですし、かっこいい女性のセクシーさが感じられる終わり方なので、そこにも注目してほしいです。

YURARA 「笑われて 何言われても」のところで、みんなで髪をワッサってする感じもセクシーで好きですし、「I’ve been looking for this day」という決めゼリフっぽいパートはレコーディングでも特にこだわった部分なので、自分的にはそこが一番のお気に入りポイントです。全員で踊るパートでは、セクシーで強い感じで踊っているんですけど、最後にちょっとだけ可愛さやあざとさを感じさせる表現がプラスされているところも大好きです。

――RINO さんも思わず「わかる!」といった感じで大きく頷いていましたが…。

RINO 本当に「I’ve been looking for this day」の言い方は、Charmが一周まわったからこそ出てきたYURARAなのかなと感じています。今までの表現にはなかった感じなので、私も大好きなポイントですね。レコーディングの時からずっと言っていました(笑)。

RIO 今回の新曲では、1stシングル以来のダンスブレイクがあるので、そこにも是非注目してほしいです。moxymillはダンスが得意なメンバーが多いので、セクシーなパフォーマンスの中でもかっこいい姿を見せられているところがポイントだなと思っています。

NECO 聴いてみてびっくりされた方も多いと思うんですけど、今回は英語の歌詞が多いので、そこも気に入っているポイントです。レコーディングは英語の指導をしていただきながら、みんなで頑張りました。かっこいい歌詞なので、是非翻訳した歌詞にも注目してほしいなと思います。

――今回のセンターのMOMOCAさんは、曲の第一印象をどのように感じましたか?

MOMOCA 「あぁ、こういうテイストの楽曲好きだな」という印象でした。メンバーと一緒に聴いたんですけど、この楽曲なら「SEXY」を体現できそう、いけそうだと感じたのを覚えています。5作目までそれぞれのCharmに寄り添った楽曲が続いていたので、私と「SEXY」をかけ合わせると一体どんな楽曲になるんだろう?と少し不安を感じていた部分もあったんですけど、聴いた瞬間に「これだ!」とテンションが上がりましたね。

――ダンスや振り付けの見所はいかがでしょうか?

MOMOCA 今回は「Knight Rising」と同じく、RHT.のMacotoさんに振り付けをしてもらいました。Macotoさんが踊っている姿はすごく想像ができたんですけど、私達ではそれが上手く再現できなくて…。moxymillなりのセクシーさを表すのにとても苦戦したんですけど、自分達が考えるセクシーをそれぞれが表現してみようといった感じで作り上げていったので、メンバーの個性が際立ったパフォーマンスになっていると思いますので、是非1人1人に注目してみてください。

――1年間かけて、1人ずつセンターを担当してきたわけですが、それぞれ変化や成長を感じる部分があれば是非教えてください。1stシングルから順番に聞いていきましょうか。まずは、「POP」のCharmのRIOさんから。

RIO 最初にCharmが割り当てられた時には、「CUTE」と「SWEET」の違いって何だろう?「CRUSH」ってどんな感じなんだろう?と解釈が全然追いついていなかったんですけど、センターが一周した今はそれぞれのCharmが確立したなと感じています。全員がMOMOCAらしい「SEXY」、NONAらしい「COOL」というものを理解できていますし、それぞれのCharmでの見せ方も研究してきたので、そこが成長した部分なのかなと思っています。

――そして、2番目が「COOL」のNONAさん。

NONA 私のセンター曲「Knight Rising」が出た頃から、こうした取材や雑誌の連載などがスタートして、メディアに出ることが増えていったので、レベルをもっと上げていかなくてはいけないという気持ちが私達の中でもどんどん芽生え始めたなと感じています。私は「COOL」担当ですけど、「CUTE」の楽曲の時には「COOL」の雰囲気を纏ったままの「CUTE」を意識してきましたし、全員が自分のCharmのレベルを上げることを常に考えてきたので、グループ全体としてもレベルアップしてステージに立つことができるようになったのかなと思っています。