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    本公演は「GANG PARADE 10th YEAR SPECIAL LIVE “THANK YOU, PARADE”」のタイトルのとおり、GANG PARADEの10周年イヤーを記念したスペシャルライブ。10周年イヤーとなった2025年は、6月にはメジャー3rdアルバム「GANG RISE」をリリース、8月には初の主催フェス、バンドセットでのワンマンライブ、グループ史上最大キャパの野外ワンマンライブを開催するなど精力的に活動。10年間、共に歩んできた遊び人(ファンの総称)に感謝を伝える1年となった。

    10周年イヤーを締めくくる本公演のチケットはSOLDOUT、遊び人で埋め尽くされた会場は、開演前から熱気に包まれていた。影ナレでメンバーからのアナウンスが入ると会場からは割れんばかりの大きな歓声が上がり、開演が待ちきれない様子。

    SEが流れ10周年を記念する特別なバックドロップを背にメンバーが登場。オープニングナンバーを飾ったのは2025年6月リリースでWANIMAのKENTAが作詞作曲した疾走感あふれるロックナンバー「GANG RISE」。1曲目から全力で会場を沸かせると2曲目は2016年リリースでユメノユア作詞の「don’t forget me not」。周年ライブらしく序盤2曲でGANG PARADEの歴史と想いを伝える。

    自己紹介が終わるとアイナスターが「今年一番遊び尽くす準備はできているか?」と煽り、「一緒に最高の遊び場を作りましょう」の掛け声とともに始まったのはメジャーデビュー曲「ブランニューパレード」。続いてはTVアニメ「デブとラブと過ちと!」のオープニングテーマ「Happy Yummy Lucky Yummy」と、ポジティブで爽快なポップチューンを立て続けに披露し、会場をハッピーな雰囲気で包んだと思えば、ライブの鉄板曲「パショギラ」をパフォーマンス。KEYTALKの首藤義勝(Vo./Ba.)が手掛けるダンスロックナンバーにメンバーと客席が一体となって踊り狂う。

    次のブロックはメドレーコーナー。GANG PARADEが分裂して誕生したグループPARADISESがリリースした「BRIGHT FUTURE,YOUR SMILE」で始まり、同じく分裂して誕生したGO TO THE BEDSがリリース「マジ神」と続き、メドレーラストは2024年11月に11人体制として初披露した「グッドラックマイフューチャー」。”G”と”P”の2グループに分かれて活動していた時代と今のGANG PARADEを繋ぐコーナーとなった。

    メドレーコーナーが終わるとキャ・ノンのMCへ。キャ・ノンとチャンベイビーは分裂していた時代に加入したことを振り返り、GO TO THE BEDSとPARADISESを愛してくれたから今があると話し、感謝を伝えた。

    グループ加入前からGANG PARADEが憧れだったと話すキャ・ノンが「ギャンパレに出会ってずっと聞いていた大好きな歌です」と曲紹介をすると、2017年リリースの「Beyond the mountain」が始まる。続いて同じく2017年リリースの「GANG PARADE」を披露し、過去からの人気曲を続けたかと思えば、2025年リリースの「アンビバレント」、「イマヲカケル」で会場を沸かせる。このブロックでも新旧楽曲を織り交ぜながら、どの時代にも共通するGANG PARADEのエモーショナルなパフォーマンスを遊び人に真正面からぶつけた。

    ナルハワールドの「新曲やります」の一言で始まったのは、12月17日リリースの最新シングル「KIMI☆NO☆OKAGE」に収録されている「ラビバアソビバ!!」。9mm Parabellum Bulletの菅原卓郎(Vo./Gt.)が作詞、滝 義充(Gt./Cho.)が作曲した楽曲で、9mmの作り出す世界観にギャンパレのエネルギッシュな歌声とダンスが重なり、初見の遊び人もあっという間に遊び場を構成していく。

    MCでは月ノウサギから遊び人に語りかける。「(ラビバアソビバ!!)めっちゃ好きそうだね。この曲は「ライブナタリー presents GANG PARADE SAY HELLO!2MAN’25」で対バンさせていただいた 9mm Parabellum Ballet さんに曲を作っていただきました。GANG PARADEのライブを見て曲を決めたいとおっしゃっていて、ライブを見た後に遊び場のことを思って書いてくださった曲です。」と制作エピソードを話す。

    続けて「9mm Parabellum Ballet さんに、刺さらなかったらこの曲は生まれなかったので、だから本当に遊び人と作る遊び場ってまじで最高なんだなって、この曲をもらって改めて思いました。みんなとめちゃくちゃ遊び狂っていきたい曲なので、どうぞこれからもよろしくお願いします。」と改めて感謝と曲への想いを伝えた。

    「一曲一曲に作ってくださった方がいて、その方が込めてくださった思いとかパワーがあって、今こうやってライブができてると思います。改めて一曲一曲に感謝を込めて最後まで遊び人に届けます。」と話すと2回目のメドレーコーナーが開始。「ENJOY OUR PARADE」「Träumerei」「FOUL」と続き”BODY&11SOUL”の大合唱で会場が一つになる。

    POP時代から遊び場を作ってきた「pretty pretty good」、「WINTER SONG」そして10年間、立ち止まらず進んできたGANG PARADEを象徴するような「CAN’T STOP」を披露し、その軌跡を確かめ合った。

    ここでMCへ。ココ・パーティン・ココが会場に話しかける。「10周年イヤーライブということで、いろんな曲をやってきたけど、まだまだやってない曲あります。ライブでぶち上がって、やらずには帰れない曲、まだまだあるんですよ!」と話すと、「CAN’T STOP」の余韻が残る会場に向けて「しっとりしてんじゃねー!」と煽り、「まだまだ跳べるか?まだまだ踊れるか?まだまだ叫べるか?ラストスパート駆け抜けていくぞ!」と遊び人とメンバーを鼓舞して「Peace☆超パニック」がスタート。

    ココ・パーティン・ココからの煽りに応えるように「Peace☆超パニック」では振りコピと割れんばかりのコールが響き渡り、続くthe telephonesの石毛輝(Vo./Gt./Key.)が手がけたダンスチューン「Gang Gang Disco」では、会場のミラーボールが煌びやかに回る中、メンバーと遊び人が踊り狂う。

    さらにライブの鉄板曲となった「ROCKを止めるな!!」では大サビでの「意地と誇りを」を会場一体となって大合唱。まさに跳んで、踊って、叫ぶブロックとなった。

    本編最後は、キャン・GP・マイカの「ラスト1曲」の掛け声ではじまった「Happy Lucky Kirakira Lucky」。ライブのラストにアップテンポでエネルギッシュな楽曲をもってくるまさにGANG PARADEらしいセットリストに、メンバーも遊び人も汗だくの中で笑顔を交換し合い、本編が終了した。

    メンバーがステージを降りるとすぐに「まだ足りない」の声。どんどん大きくなる遊び人からの熱烈なアンコールに応えてメンバーが再びステージに戻るとユメノユアが遊び人への感謝の言葉を綴る。

    ユメノユア「アンコールありがとうございます。GANG PARADEは活動10年を迎えました。私と同期のミキ(ヤママチミキ)は活動当初から10年以上やらせてもらっていますが、活動を始めた当時は一日一日を生き延びることに必死で。いつどうなるかわからない中、日々、試行錯誤をしながら進んでいったグループでした。」と初期の活動について回顧する。続けて「素敵な仲間たちが入ってくれて、GANG PARADEがどんどん進化していって、そして遊び人のみんながいてくれて、活動10 年を迎えられたことを嬉しく思っています。本当にありがとうございます。」と感謝を伝える。

    さらに「10年って聞くと長いんだけど、感覚的にはそんなに長くなくて。GANG PARADEだったからこそ過ごせた10年だったし、いろんな経験をさせてもらって、素敵な10年を過ごさせてもらいました。そしてどの時代にも私たちの目の前には遊び人がいてくれました。私たちの前で全力で、踊って、歌って、遊び続けてくれました。」と話した。

    そして過去の様々なメンバー、様々なスタッフ、そして様々な遊び人のみんなで繋げてきた10年にあらためて感謝を伝え、最後に「アンコールもう少し一緒に遊んでくれますか?」と遊び人に聞くと、会場は大歓声で応える。

    「出会ってくれてありがとう。新曲です。」の言葉からアンコール1曲目となる「KIMI☆NO☆OKAGE」がスタート。作詞はJxSxKこと元WACK代表の渡辺淳之介、作曲は草野華余子が手がけ、遊び人への愛を曲を通しても伝え切る。

    アンコールも終盤になり、最後にヤママチミキが遊び人に向けて想いを伝える。

    ヤママチミキ「GANG PARADEは2026年に解散します。いつか終わりは来るって、そう思いながら活動をしてきたけど、本当にその時が来ると、ふとした時に胸が苦しくなります。 それでもこの事実を受け入れて、理解して、納得して、今ステージに立っています。みんなも衝撃的で、きっといろんな感情を抱いたと思うし、今日までの時間も、もどかしかったんじゃないかなって思います。今、私が口にしたことで、きっとまた新しくみんなの中で感情が生まれたと思うんだけど、その感情、どれも間違いじゃないから。あなたの感情はあなた自身であなただけのものだから、大事にしてほしいです。その全部を私たちは受け止めて、抱きしめて、最後の1秒までギャンパレらしく走り続けていきます。その時までずっとそばにあなたがいてくれることが今の一番の願いです。何よりも大好きで愛おしい遊び人たち。あなたがいればいつだって、どんな時だって最高の遊び場を作り続けられます。どうか最後の最後までGANG PARADEと歩んでください。」とゆっくりと丁寧に遊び人に語りかけた。

    最後に「今日は10周年イヤー、そして今年最後のワンマンです。次がラストの曲です。ここはみんなの遊び場です。やっぱりみんなの遊び場って笑顔が一番合うと思うんです。最後の1曲はみんなが笑顔で思いっきり跳んでいる姿が見たいです。」と話すとすぐに会場が呼応する。その姿を見て「なんかそういうの好きだな。」と笑顔を浮かべると、「別に涙を流しててもいいし、今あなたの中に溢れている感情を抑え込まなくてもいいから。でもやっぱり、私は遊び人の笑顔が好きだし、遊び人には笑顔が一番合うから、最後はみんなに笑顔でいてほしい。君がいない未来なんてありえないから。だからみんな最後は一緒に笑ってくれますか? 一緒に跳んでくれますか? 思いっきり思いっきり跳んでくれますか?」と伝えると「誰よりも高く高く跳ぼうぜ、遊び人たち!」 と伝え、ラストとなる「Plastic 2 Marcy」がスタートした。本公演用にアレンジされたオリジナルのイントロとダンスが加わり、はじまりの曲「Plastic 2 Marcy」で最後のパフォーマンスを終えた。

    最後の挨拶では、ココ・パーティン・ココから「解散発表はありましたけど、まだここで終わりじゃないですから。最後まで高みを目指し続けて頑張っていきますので、一つでも私たちと一緒に思い出作ってくれたら嬉しいなと思います。」と伝え、2026年もよろしくお願いします。みんな必ず会いましょう、絶対。愛してる。」と2026年の再会を誓いステージを後にした。

    明転してもなお鳴り止まない遊び人からの「まだ足りない」の声と、本公演への感謝の拍手に包まれて、記念すべき本公演は幕を閉じた。

    公演概要
    GANG PARADE “TAHNK YOU, PARADE”
    2025年12月16日
    Zepp Shinjuku

    セットリスト
    M1 GANG RISE
    M2 don’t forget me not
    M3 ブランニューパレード
    M4 Happy Yummy Lucky Yummy
    M5 パショギラ
    M6 メドレー1 BRIGHT FUTURE,YOUR SMILE→マジ神→グッドラック・マイフューチャー
    M7 Beyond the Mountain
    M8 GANG PARADE
    M9 アンビバレント
    M10 イマヲカケル
    M11 ラビバアソビバ!!
    M12 メドレー2 ENJOY OUR PARADE→Träumerei→FOUL
    M13 pretty pretty good
    M14 WINTER SONG
    M15 CAN’T STOP
    M16 PEACE☆超パニック
    M17 Gang Gang Disco
    M18 ROCKを止めるな!!
    M19 Happy Lucky Kirakira Lucky

    EN1 KIMI☆NO☆OKAGE
    EN2 Plastic 2 Marcy

    PHOTOGRAPHER:Kenta Sotobayashi