初のビジネス書『人生で後悔しないために読んでおきたい88の言葉』誕生の経緯

――STREAMのインタビューは3回目となりますが、今回も朝から一緒にサッカーをさせていただき、その流れで取材させていただいています。

GAKU-MC(以下、GAKU) すっかり、おなじみの流れになってきましたね(笑)。

――前回の取材は8月の暑い時期でしたが、今回は2月。寒空の下でのプレーでしたが、GAKUさんは相変わらず季節問わずプレーしているのですか?

GAKU そうですね。怪我がなければ、年間100試合はプレーしていると思います。

――流石ですね。今月からJリーグ百年構想リーグが開幕し、6月からはFIFAワールドカップも開幕します。サッカー好きのGAKUさんにとっては特別な1年になりそうですが、いかがでしょうか?

GAKU 今回のワールドカップはアメリカ、カナダ、メキシコの3か国をまたぐということで現地がどのように盛り上がるのか、今からとても楽しみです。いちサポーターとして、少しでも日本代表の力になれるように一生懸命応援していきたいと思います。

――そして、そんなワールドカップイヤーのGAKUさんの一発目のリリースが音楽ではなくビジネス書ということで、とても驚きました。

GAKU 自分でもびっくりしています(笑)。

――まずは、出版の経緯から教えてもらえますか?

GAKU 今まで30年以上作詞をしてきて、とにかくたくさんのリリックを書いてきました。日々いいなと思った言葉を自分宛にメールするようにしていて、フォルダに溜まった言葉を後日、紐解いて曲にしていくということをずっとやってきたんですけど、中には当然、曲にならなかった言葉もたくさんあって、むしろ、そっちの方が多くて…。ある時、それを見返していたら、曲にはならなかったけれど、メッセージとして届けられるものがあるのかなと思って、違う形ででも届けることができたら喜ばれるかもしれない、誰かのためになるかもしれないと思ったんですよね。そこから、たまたま良い出会いもありまして、書籍化へと繋がっていきました。

――最初からビジネス書にしようというお話だったのでしょうか?

GAKU 最初は色々なやり方があるなと思っていました。エッセイがいいのか、物語がいいのかと考える中で、純粋に言葉だけで普段音楽を聴かない人にも届けてみたいなと思い、そして、誰かの役に立てるような言葉を発信したいなということで、ビジネス書という形になりました。もちろん自分も色々なタイミングで、音楽だけじゃなく本からも勇気をもらってきましたし、読書量も多い方だとは思うんですけど、不甲斐ない20代を過ごしていたあの頃の自分に、こんな言葉をかけられたらいいのかな…という思いも込めて書きました。

――『人生で後悔しないために読んでおきたい88の言葉』というタイトルはどのタイミングで決めたのですか?

GAKU 本当に最後の方ですね。タイトルに合わせて、もう一度言葉をチューニングし直したような感じでした。今回一緒に考えたり、悩んだりしてくださった方の1人がビジネス書界のレジェンドの永松茂久さんで、彼と一緒に話しながら、彼から色々なことを教わりながら書き上げていきました。ポジティブなメッセージを伝える場合に、ネガティブなフレーズから紐解いていく伝え方もあるとか、音楽とも通ずるなと感じました。音楽にもイントロがあって、Aメロ、Bメロがあってサビがくる…、そのストーリーや流れがあるからこそ、サビの言葉が胸に沁みるということがありますよね。そういう伝えたい思いを本の場合には、どうやったら伝えることができるのか、といったことをたくさん教わった気がします。

――これまでにも音楽やサッカー、旅を通じて色々な出会いがあったと思いますが、永松さんとはどのような出会いだったのですか?

GAKU 純粋に僕が彼の本の読者で、何冊も読んでいて興味があったので、担当していたラジオ番組にゲストとして来ていただき、直接色々なお話をさせていただきました。たくさん本を書いている方なんですけど、もちろんスランプもあって、それをどう乗り越えてきたかといった話をさせていただき意気投合しまして…。それから、ご飯を食べに行って、たくさん飲んで話しているうちにいつの間にか「本を作りましょう!」という話になったので、僕からも「是非!」とお願いした形です(笑)。出版社が決まってからは、音楽でいうところのデモテープのような感じで、デモの文章を書いては修正され、書いては修正され…という作業を繰り返して、1年以上かけてようやく完成しました。辛くもありましたけれど、とても楽しい時間でしたね。