プー・ルイと新メンバー、それぞれにとってのこの1年

――STREAM初登場ということで、まずは、自己紹介からお願いします。

プー・ルイ PIGGSの偉い人担当プー・ルイです。PIGGSが所属している株式会社プープーランドの社長兼プロデューサー兼メンバーをやっています。趣味はキャンプで、特技は羊毛フェルトです。

SU-RING ちょっとおバカな真面目な鉄人担当SU-RINGです。去年の7月に、PIGGSに加入した新メンバーです。趣味は鳥と遊ぶことです。

BIBI 風が気持ちいい担当BIBIです。大学で文学部哲学科に通っていて、哲学を学んでいます。よろしくお願いします。

――今日はよろしくお願いします。早速ですが、新メンバーのお2人にお聞きします。加入してちょうど1年が経ちますが、振り返ってみてどんな1年でしたか?

SU-RING 今まで生きてきた人生の中で、一番濃い1年でした。たくさんの人と出会って、PIGGSのメンバーとしても人としても多くのことを学んで、救われたと言いますか、生きていると実感できた1年でした。

BIBI 私は今までは普通に大学生だったんですけど、この1年で生活環境ががらっと変わって、新しい自分にも出会えて、非現実的だと思えるくらいに夢みたいな日常を過ごさせてもらっています。

――プー・ルイさんから見て、2人の成長や変化を感じる部分はどんなところでしょうか?

プー・ルイ 最初の頃は、2人とも自分自身のことでいっぱいいっぱいでしたけど、ライブ中にぶーちゃんズ(ファンの呼称)のことをしっかり見られるようになったり、一緒にステージに立っていて成長したなと感じています。

――ちなみに、そんな2人の姿を見て、ご自身のデビュー当時を思い出したり、重ねたりすることもありましたか?

プー・ルイ あまりそういうのはないですね、遠い昔過ぎて(笑)。15年くらい前になりますし、私のアイドル1年生の頃とは全然状況が違うのかなと思っています。

――では、この1年でグループにとっては、どんな変化がありましたか?

プー・ルイ やっぱり、メジャーからインディーズに戻るというのが一番大きくて、大事なことを改めて再認識するような1年でした。

――皆さんは共同生活をされていますが、メンバーとの話し合いなども増えた1年だったのでしょうか?

プー・ルイ メンバーとも色々話しますけど、曲を作るサウンドプロデューサーのRyan.BとデザイナーのMETTYと密に話をした1年でしたね。もともと私達は友達で、3人とも結構挫折とかを経験してきた人生だったんですけど、音楽でやってやろうぜ!という思いでPIGGSを始めたはずなのに、メジャーに行ったら急にお仕事っぽくなってしまって…。もちろん、それはいいことでもあるんですけど、私達にはまだ社会的スキルが足りなくて、やりたいことが上手くできなくなってしまっていたのかなと。それで、みんなそこに気付いてはいるけれど、ずっと言えないみたいな感じがあって、ようやく腹を割って話し始めた1年でもあったので、だからこそ、インディーズに戻るという決断もできたのかなと思っています。

――メンバーとの話し合いは定期的に行ったりするのですか?

プー・ルイ そこはすごいラフで、私が話したい時に話しちゃうので、全員揃ってない時もあったりします。例えば、打ち合わせから帰って来て、その時に家にいるメンバーに話したり、一緒にキャンプに行ったメンバーに話したり…。もちろん、最終的には全員に話すんですけど、改まって「みんな集まって!」みたいな感じで話すことはなくて、最初はわりと衝動的に話しちゃうことが多いですね。私は、ずっと仕事しているみたいな感覚でもあるし、ずっと仕事していないみたいな感覚でもあるので、共同生活をしている中で、メンバーにも仕事とは思わず自然に話しているようなことが多いです。

――SU-RINGさんとBIBIさんにとっては、PIGGSとして活動していく上で、共同生活をしているということはやはり大きいですよね?

SU-RING そうですね。一緒に住んでいなかったら、メンバーと今みたいには話せていないと思います。

プー・ルイ 溶け込めなさそうなタイプだもんね。

SU-RING 絶対に無理です…。

一同 (笑)

BIBI 私も戸惑いはあったんですけど、最近改めて昔の写真を見返していたら、最初の頃から、私もSU-RINGも床で寝ちゃったりしていてびっくりしました(笑)。プーちゃんが「タメ口にしよう」と言ってくれたこともあったので、初めからだいぶリラックスさせてもらえていたのかなと思っています。