IBERIs&の歴史が詰まったような新曲、新境地とも言える妖艶?な新曲も収録

――ここからは新曲を中心に聞いていきます。まずは、「春の前、咲く雪になって」。イントロから王道アイドルソングっぽさもありつつ、グッとくる感じの曲ですが、この曲についてはいかがでしょうか?

西尾 私が特に好きなのはBメロの「できない できる ダメかも ダメじゃない」というところです。今までみんなで切磋琢磨してきて、自分を追い詰める時もあったけど、メンバー同士で支え合ってきた今の私達だからこそ歌える歌詞だなと感じています。大橋さんと園田さんの2人のかけ合いになっていて、その歌割りもすごく好きですね。歌詞のリフレインもポイントで、「好きだ 好きだ…」と何度も言っているんですけど、ひとつひとつ思いを込めて歌うと泣きそうになってしまって…。例えば、声優というこの職業が好きだとか、いちアーティストとしてファンの皆さんのことが好きだとか、色々な意味で「好きだ」という言葉を連呼できるので、ライブでは思いを込めて伝えたいなと思っています。

園田 私もサビの「好きだ 好きだ」という歌詞はストレートな感じで大好きです。等身大の私達の気持ちをそのまま歌詞に乗せて届けているような感覚でいつも披露しています。この曲は西尾さんが振り付けしてくれたんですけど、メンバー同士が目を合わせる瞬間がたくさんあって、西尾とも目が合いますし、さっき話してくれた大橋とのかけ合いの時にも目が合いますし、サビで三波のところに寄っていく時にも目が合います。とにかくメンバーと目が合う瞬間が大好きですね。

三波 アルバム自体がIBERIs&の3年間の歴史だと思っているんですけど、私はこの曲にこそすべてが詰まっているなと感じています。今まで歌って踊ってきた楽曲の中で、IBERIs&のことをこんなにも表現している曲はないなと思うくらい楽しくなる曲ですし、もちろん桃子が振りを考えてくれたので思いもたくさん詰まっていて、ラストの「そんな私になりたいから」のところでは、みんなで円陣しているんですけど、ライブではその時にファンの皆さんも一緒に私達に向かってポーズを向けてくださっているんですよね。本当にみんなで作り上げる曲、ひとつになれる曲だと実感できるので大好きです。

――西尾さん、是非振り付けでこだわったポイントなどを教えてください。

西尾 IBERIs&の歴史を詰め込みたかったので、少しずつではあるんですけど、全曲の振りを入れようと意識したのと、あとは&erと一緒に踊れる振りにしたいと思って考えました。サビは特に真似しやすく、&erと私達が意思疎通できるような振りになっています。最後はみんなで円になって回るんですけど、円になることでみんなの思いがひとつになるような感覚もありますし、それぞれが前に出る時にファンサしたり、アピールしたりするので、それぞれの個性が出ているところもとても好きですね。こだわりポイントは他にもいっぱいありますけど、例えば「あったかいね」のところでは、<あったかいんだからぁ♪>のような仕草をしていて、そんな小ネタも結構仕込んでいます(笑)。

――そして、もう1曲の新曲「Tickle Me Pink!」ではまた雰囲気がガラっと変わりますが、こちらの曲はいかがですか?

園田 先ほどの「春の前、咲く雪になって」がIBERIs&らしい王道な曲だとしたら、「Tickle Me Pink!」は新境地だなと感じています。今まで可愛い曲、かっこいい曲、勇気を与える曲、ラヴソングなど色々な曲を歌わせてもらってきましたけど、どのジャンルにも当てはまらないというか…。家系ラーメンを食べていたら、突如、おしゃれなカフェのミートパイが出てきましたみたいな。

二人 (笑)。

園田 セットリストの中に組み込まれたら、&erはそんな気持ちになるんじゃないかなと思います。あとはセクシーな曲です。

――独特な例えでしたが(笑)、とてもよく伝わりました。三波さんはいかがですか?

三波 私もとてもセクシーな曲だと思っています。2月のワンマンライブで披露させていただいたんですけど、特典会ではこの曲好きと言ってくださる声が多かったですね。普段の私達とは違った表情が見られて好きだという感想が多くて嬉しかったです。だからこそ、私達も恥ずかしがらずに、もっとセクシーな表情を練習してさらなる高みを目指していきたいなと思います。

西尾 この曲は普段あまり出さないような声で歌っていて、初めて座ってレコーディングをしたんですよね。ライブで披露する時にはどうなるんだろう?と思っていたんですけど、みんながセクシーな雰囲気を意識していたので、まとまっていてとても良かったなと思いました。個人的には「Feel it!」を出した時と同じような感覚です。「Feel it!」も夢に向かっていく大人っぽい感じで新しい風が吹いた曲だったので、その時の感覚を思い出しましたね。振り付けも同じ先生なので踊っていて楽しいですし、腰を振ったりするセクシーな振りなので、みんなで妖艶に?踊っています。でも、妖艶という表現で合っているのか?まだよく分からないです(笑)。この曲を例える言葉が私達の中でもまだ見つからなくて…。唯一無二な感じなんですよね。曲的には恋する女の子のキュートな気持ちを歌っていたりもするので、この曲にぴったりな言葉を探したいです。それも含め、&erの感想や反応が楽しみな1曲です。