最新シングルのタイトル2曲では「ダーク」な一面と「私たちらしさ」の両方を表現して
――2025年3月、シングル『へいらっしゃい!~ニッポンで会いましょう~/ウブとズル』でのメジャーデビューから1年が経ちました。
吉田姫杷(以下、吉田) 私は決断力が付いたと思います。そもそも、ハロプロ研修生ユニット’23(※)の当時に加入した当初は、元からいた5人に対する発言があまりできなかったんです。でも、今ではグループ全体で意見を出し合うのが当たり前となって、歌もダンスも率先してメンバー同士で発言するし、話し合いでは「みんなで1回は発言しよう」というルールもできて。全員でグループを作り上げている感覚があるし、メジャーデビューからはその意識もより強くなりました。
※グループの前身は、2022年6月に結成された松原ユリヤ、小野田華凜、橋田歩果、村越彩菜、植村葉純からなるハロプロ研修生ユニット。2023年5月に吉田と上村麗菜が加入。2024年6月、島川波菜と相馬優芽が加入してロージークロニクルとなった。

小野田華凜(以下、小野田) メジャーデビューの当初は「うれしい、楽しい」の気持ちだけで、ステージに立っていたと思います。でも、1年が経った今では先輩たちと同じレベルのパフォーマンスを求められるようになってきたし「応援してくださる人を増やすにはどうすればいいか」と、考えながらステージに立つようになりました。レッスンでも、メンバーそれぞれがソロパートをきわめるために練習する光景をよく見るんです。私自身は高音パートへの苦手意識があるんですけど、歌割りとしてはよく回ってくるので、たくさん練習しています。

――成長や変化を経て、2026年3月には新たにシングル『Misery ~愛の天秤~/なんとかなるでしょ』をリリースします。タイトル2曲の魅力を、教えてください。
吉田 『Misery ~愛の天秤~』は大人っぽく、ダークな印象ですね。これまでカッコいい系やかわいい系、元気系はあったのでグループにとっては珍しい。前回の2ndシングル(2025年7月リリース)では『夏のイナズマ』は夏を盛り上げる曲で、『ガオガオガオ』はかわいくポップでキャッチーな曲だったので、意外でした。今回のシングルでは『なんとかなるでしょ』の明るさが、私たちらしいなと思います。
小野田 姫杷ちゃんが言っていたとおりで『Misery ~愛の天秤~』は違うロージークロニクルを表現できたと思います。これまでは明るく元気で、エネルギッシュな曲が多かったんです。でも、グループとしては初めてダークな雰囲気を出してみて『Misery ~愛の天秤~』で「ロージーが好きになりました」という、うれしい声もありました。もう一つの『なんとかなるでしょ』はストレートに明るくて、背中を押してくれる曲。ロージークロニクルらしく、飾ることなくありのままにパフォーマンスしています。
