最新シングルも経て挑む“グループ2度目のツアー”では先輩グループと同じ気持ちで

――最新シングル、タイトル2曲のMV撮影はいかがでしたか。ダークな『Misery ~愛の天秤~』のMVはゴシック調で、全員で寝そべって魔法陣をかたどるシーンなどがありました。

吉田 上から撮るカメラもあれば横から撮るカメラもあって、まず、どこを見ればいいのか分からなくて迷いました(笑)。目をつぶったままの撮影は初めてで、自分がどう映っているのか分からないし、横にいるメンバーも見えないので、仕上がりが楽しみだったんです。完成したMVではみんなでキレイな円を描いていて驚いたし、ちゃんとできた安心感もありました。

小野田 寝っ転がる位置の微調整が大変だったよね。カメラで映したとき、キレイに見えるように「もうちょっと足を右に…」といった細かな指示を何度も受けたんです。あと、床が冷たくて…。1~2時間ずっと寝そべった状態での撮影では、それが一番大変でした(苦笑)。

――そんな努力も(笑)。『Misery ~愛の天秤~』では、制服風の衣装も新たなロージークロニクルらしさかと思いました。

吉田 ダークな曲なので、制服風の衣装は意外でした。制服にはフレッシュで、青春のような明るいイメージを抱いていたんです。でも、MVを撮影してみるとシックな色合いの衣装が曲の雰囲気にピッタリで、新しかったし、面白さもありました。

――かたや、明るいグループらしさ全開の『なんとかなるでしょ』のMV撮影はいかがでしたか?

小野田 1番と2番のAメロが、初めてのノーカット撮影だったんです。「みんなで自由にやってください」と指示があったので、それぞれが思いのままに動いています。でも、段取りとしては映らなければいけないメンバーはいて、スタンバイしているメンバーが見切れてしまったり、カットがかかるまでに息を揃えるのは大変でした。カメラにアピールするメンバーもいれば、後ろからヒョコッと顔を出すメンバーもいて、フレッシュで元気な私たちの自由な一面が詰まっていると思います。

――タイトル2曲は、すでにステージでも披露しています。パフォーマンスについて、共にインタビューを受けている相手の好きなポイントも教えてください。

吉田 華凜ちゃんは『Misery ~愛の天秤~』が一番で「Misery…」とつぶやくセリフのパートです。セリフに華凜ちゃんの雰囲気がすごく合っていて、ダークでミステリアスで不思議な感じが、みなさんにも伝わってほしいです。

小野田 姫杷ちゃんは『Misery ~愛の天秤~』では1番のBメロで「喉はカラカラ」と歌っているときの表情がめちゃくちゃいいんです。フレーズそのままの表情で、表現力がすごいなと思います。もう一つの『なんとかなるでしょ』では、MVの姫杷ちゃんがみどころかな。終盤の「不安が1mmもないくらい」からのフレーズを歌っていて、オレンジで夕陽のようなスポットライトを浴びる笑顔がすごくいいので、注目してほしいです。

――最新シングルのリリースも経て、5月からは神奈川・大阪・福岡・愛知・北海道・東京の全国6都市で14公演を開催するツアー「ロージークロニクル ライブツアー2026春 ~Turn the Leaf!~」も控えています。

吉田 2025年11月の初ツアー「ロージークロニクル ファーストライブツアー2025 ~First Page!~」に続き、2度目のツアーとなるんです。初ツアーでは「とにかく楽しもう」の気持ちが強かったんですけど、2度目となると「初めて」とは言えなくなるし、先輩グループと同じ気持ちで挑まなければいけないと思っています。2度目のツアーで、爪痕を残せるかは私たちの課題とも思っているんです。初ツアーでは、みんなで初披露曲を自主練しながら「こうした方がいいんじゃない?」と話し合う時間もあったので、強くなった私たちを新たに見せたいです。

小野田 ライブハウスではファンのみなさんとの距離が近く、会場が一体となって盛り上がる雰囲気も好きなので楽しみです。その先では、ホールでのコンサートも叶えてみたいですね。叶えるためにはもっと実力を付ける必要があると思いますし、ロージークロニクルをよりたくさんの人に知っていただきたいので、SNSなどでも広められるように、頑張っていきたいです。