根性もあるけど柔軟みたいなバランス感覚がある世代
――撮影以外の面も含めて、それぞれの印象やエピソードを教えてください。
西垣 僕はゲームが大好きなのですが、クランクイン直前まで加藤さんが主人公・深水雛子のフェイスモデルを担当している『SILENT HILL f』をやっていたので、「深水雛子に会える!」と、めちゃめちゃうれしかったです(笑)。
加藤 そうだったんだ(笑)。うれしい!
西垣 梅澤さんは、僕が高校生の頃から知っていた方ですし、以前コンサートスタッフのバイトをしていたことがあって。その時に、梅澤さんが出演していた舞台に入っていたんですよ。まさか、こうして共演するなんて感慨深くて、いい作品にしたいという気持ちがより強くなりました。

――加藤さんはいかがですか。
加藤 匠くんを写真で見た時に、どんなすかした男がやってくるのかと思っていたんですよ(笑)。そしたら超風通しのいい人で。女の子二人の中に男の子一人って、なかなか難しい立場じゃないですか。でも一切不安を感じさせることなく、ずっといい風を吹かしてくれていて、本当にありがたかったです。美波はマジで結婚したい(笑)。
梅澤 え!?
加藤 器が大きいんですよ。こんな私たちのことを絶対見捨てない。
西垣 僕と加藤さんなんてガキですよ(笑)。でも、「はいはい」ってまとめてくれるんです。
加藤 何をしても見捨てないんですよね。現場でいつも救ってくれる。ぜひぜひ嫁にください!
梅澤 ありがとう(笑)。
――梅澤さんはいかがでしょうか。
梅澤 (西垣は)かわいいひねくれ者で、(加藤は)人たらしな正直者。
加藤・西垣 素晴らしい(笑)。
梅澤 西垣くんの第一印象はすごく壁がある人なのかなと思っていたんですけど、ちゃんと人が好きだし、嘘をつかないところも心地よくて。でも話してみると、めっちゃひねくれていて、それが愛らしさにつながっていて。それを自分でも分かっているんだろうけど、認めたくないみたいなかわいらしさがあります。
――『SILENT HILL f』が好きなところも、屈折したものがあるのかもしれないですね(笑)。
加藤 ひねくれていないとやらないですよね。
西垣 そんなことない(笑)。
梅澤 小夏ちゃんに関しては、彼女がいたから私も西垣くんも打ち解けるのが早くて、現場をぶん回してくれるんですよ。
西垣 ただ回すんじゃなく、ぶん回すんですよ(笑)。
加藤 ハハハハハ。
梅澤 めっちゃ正直者で、素直なところもかわいらしいし、とっつきやすいし、何でも話してくれるし、壁の壊し方が上手で。

――壁を壊している意識はありますか。
加藤 そんなにないんですけど(笑)。
西垣 自由に生きているだけです。
加藤 そうなんです!
――短い時間でも3人の関係性の良さが十二分に伝わってきましたが、同世代ならではの良さはありましたか。
加藤 99年生まれって、ふわっとしているようで地面に足を埋めている子が多い気がします。
――地に足がついているどころじゃないと(笑)。
西垣 小学生の頃にゆとり教育が終わっている世代だから、ちゃんと厳しい教育も経験しているんです。
加藤 根性もあるけど柔軟みたいなバランス感覚がある世代だと思います。
梅澤 出会った同世代の中でも、この二人はどういう人生を歩んできたんだろうと不思議になるくらい深みがあるんですよね。いい意味で自分を達観しているところが二人ともあって、それがすごくかっこいいんです。27歳ってアラサーだけど、まだ若いじゃないですか。でも二人は熟年感もあって(笑)、頼もしくて、なかなかいない存在です。
Information

ドラマイズム『失恋カルタ』
2026年3月31日(火)初回放送スタート
MBS毎週火曜 深夜0時59分~ TBS毎週火曜 深夜1時26分~
TVerで一週間の見逃し配信あり
梅澤美波(乃木坂46) 西垣匠 加藤小夏
若林時英 伊藤絃 荒井啓志 桜⽊雅哉(原因は自分にある。)
阿部顕嵐 深⽔元基
原案:『失恋カルタ』句 又吉直樹 絵 たなかみさき
監督:井樫彩 富田未来
脚本:開真理 牧五百音
🄫「失恋カルタ」製作委員会・MBS
花屋のバイト先で運命的に出会った野崎(阿部顕嵐)と4年間の恋を重ねた千波(梅澤美波)は、ある日突然「もう別れたい」と告げられる。そんなつらい失恋を乗り越え、アパレル会社のPRとして働く千波は、仕事では充実した日々を送っていた。落ち込む千波を支えるのは、大学時代からの友人で、フリーライターで恋人とラブラブな光(西垣匠)と、恋愛を冷めた目で見る彩世(加藤小夏)。老舗ゲーム会社で“恋愛カルタ”の企画を担当する彩世は、千波の失恋を”カルタの句”のネタにしつつも、3人はいつものように笑い合っていた。そんな中、大学の同級生・美咲の結婚式に出席した3人だが、美咲が突然、「私は、あなたに失恋したの」と言い残し、結婚式から逃げ出してしまう。衝撃の光景を目の当たりにした3人は、美咲が残した言葉の意味を考え続けていて――。
PHOTOGRAPHER:HIROKAZU NISHIMURA,INTERVIEWER:TAKAHIRO IGUCHI,HAIR&MAKE:AYUMI SAKAMA,STYLIST:KANAE TAKAGI
衣装協力:(梅澤美波)トップスMUSUBORE ¥8,250 パンツMUSUBORE ¥11,000 チュールリボンyae ¥4,400 その他スタイリスト私物、(西垣匠)ジャケットJOHNLAWRENCESULLIVAN¥140,000 パンツJOHNLAWRENCESULLIVAN¥52,000 ネクタイJOHNLAWRENCESULLIVAN¥12,000 靴Dr.Martens¥29,700 その他スタイリスト私物、(加藤小夏)ジャケットILĒAN(アイリーン) ¥59,400 シアートップスGAB GAB(ガブガブ) ¥4,400 レザーパンツBLONDEY ¥6,930 ワンピースFEKETE(フェケテ) ¥9,900 ブーツDr.Martens ¥38,500 その他スタイリスト私物
