鈴木保奈美さんに自分のパーソナルな部分を早くに知ってもらえた
――小越さんが演じるのは、三姉弟の次男です。
小越 長男(西野創人)と長女(足立梨花)がバチバチと戦っている中で、すーっと距離を置いて見ていながらも、時にツッコんでいくようなキャラクターです。事前にキャラクターの説明として「自由人」というイメージをいただいていて、バンドをやったり、DJをやったり、バックパッカーをやったり、俳優をやったりと、ふらふらしてきた人生で。そういった自由さや軽やかさを随所で出していけたらいいなと思っています。

――稽古場の雰囲気はいかがですか。
小越 年齢もキャリアもバラバラで、個性的な方々が揃っていて、とても活気があります。家族として絡むのは初めましての方ばかりですが、冨坂さんが主宰するアガリスクエンターテイメントの中にはご一緒したことがある方もいらっしゃいます。みんなでわちゃわちゃしながら、途中から様々な人が介入して、問題を引き起こして。いろんなものに翻弄されながら進んでいく作品なので、その賑やかさも面白いと思います。
――鈴木さんの印象はいかがですか。
小越 お会いするのは初めてだったんですが、すごく気さくで、いろいろお話ししてくださって。いつも稽古場に早く来て準備していらっしゃるんですが、その姿がすごく素敵なんですよね。先日、この作品の宣伝で出演したバラエティ番組でもご一緒したんですが、僕は第一印象でクールに見られたり静かに見られたりすることが多いので、「意外にツッコんでいいんだね」と言っていただいて(笑)。自分のパーソナルな部分を早くに知ってもらえてよかったです。
――コロコロチキチキペッパーズの西野さんは意外なキャスティングです。
小越 西野さんは舞台のお芝居に初めて挑戦されるということで、緊張するとおっしゃっていました。関西の方なので、イントネーションが大丈夫かなとも心配されていましたが、すごく気さくな方で、たくさん話しかけてくださって。日頃から、コントをやられているだけあって頼もしいですし、本番でどんなボールが飛んでくるのかは楽しみな要素の一つです。

――冨坂さんの手掛ける作品には、どんな印象がありますか。
小越 ただのコメディではなくて、役者同士が掛け合いをしていく中で、しっかりとストーリーがあって、みんなが成長していく姿もちゃんと描かれている。面白さの中に、じんわりと良かったなという気持ちにさせられる印象があります。これまで脚本しか拝見したことがなかったので、どんな演出をされるか楽しみながら、しっかりと船に乗っていきたいなと思っています。
