芸能以外の感覚も知りたくて大学進学を決意

――芸能の仕事を本格的にやっていこうと決めたのはいつ頃ですか。

中田 高校卒業のタイミングで真剣に考えました。大学に行って普通に就職する道もあるし、会社からも「しっかりと将来について考えたほうがいいよ」と言われていた時期で、進学しながら仕事も続けるという選択をしました。

――なぜ大学進学を選択したのでしょうか。

中田 芸能系の高校に入って、周りが同じ仕事をしている子ばかりだったので、芸能以外の感覚も知りたいし、いろんな人と会いたいという気持ちもあって大学に行きました。

――大学生活はいかがでしたか。

中田 1年生の時は地方での撮影が重なって、友達もできず、単位もない状態でした。でも3年生の時にコロナの影響で、授業がすべてオンラインになったこともあり、なんとか卒業できました。

――大学の友達とは今も付き合いがありますか。

中田 あります。同じ仕事をしている子たちからは聞けない話を聞けるのが面白くて。そういうつながりは大事だなと思っています。

――ターニングポイントになった作品を挙げていただけますか。

中田 2021年公開の映画『街の上で』が、広く知っていただけるきっかけになった作品かなと思っています。ちょうど出番の多い役をいただけるようになった時期で、特に印象に残っています。

――4月10日から劇場公開5周年を記念して、『街の上で』のアンコール上映があります。

中田 19歳のときの作品なので、今観るのは恥ずかしいですね……。でも、こっそり観に行ってみようかなとは思っています。

――ドラマで印象に残っている作品も挙げていただけますか。

中田 『嘘が嘘で嘘は嘘だ』(フジテレビ系)です。私の演じた与田真理子は、主人公の夫・小林幸助と不倫をしているけれど、実情がよく分からないぶっ飛んだキャラクター設定でお気に入りです。幸助を演じた錦戸亮さんは「関西のお兄ちゃん」という感じのざっくばらんな方で優しくて、関西の出身の私としては懐かしさも感じました。

――新年度を迎えますが、プライベートでやってみたいことはありますか。

中田 ひとりで海外旅行をしてみたいです。英語圏はまだ怖いので、ベトナムなどアジア圏をひとりで旅してみたいなと。ひとりだと時間に縛られず、全部自分で決められるので、気楽で良いなと思っていて、ぜひ実現させたいです。

――お仕事で挑戦してみたいことは?

中田 弁護士や、看護師など、お仕事系のドラマをやってみたいです。これまでがっつりお仕事にフォーカスした作品はなかったので、そういう作品に挑戦してみたいです。

Information

『ゾンビ1/2 〜Right Side of the Living Dead〜』
絶賛公開中!

芳村宗治郎 中田青渚 金子清文 田中洸希(SUPER★DRAGON) 大東駿介
監督:太田えりか
プロデューサー:柳沢太介

人類はゾンビの脅威に勝利し、世界に残ったゾンビはただ一人。その“最後のゾンビ”こそ、本作の主人公。彼はゾンビに噛まれても理性を保ち続けた“半ゾンビ”として、社会に受け入れられながら会社員として平凡な日々を送っていた。しかしインターンの羽座目(うざめ)くんを思わず噛んでしまったことで、ゾンビパンデミックが勃発!憧れのえる子先輩、ゾンビ研究者の洞吹田(ほらふきだ)博士も巻き込み、さらには「癒しの半ゾンビハウス」という施設で暗躍する謎の男・飛衣輪(ひいりんぐ)も現れ……。果たして主人公は、世界を、そしてみんなを救えるのか――!?

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中田青渚

2000年1月6日生まれ。兵庫県出身。2014年、「第5回Sho-comiプリンセスオーディション2014」でグランプリを獲得し、俳優活動をスタート。2021年、映画『街の上で』『あの頃。』『うみべの女の子』の演技で第43回ヨコハマ映画祭最優秀新人賞を受賞。2022年、BS時代劇『善人長屋』で連続ドラマ初主演を務める。主な映画出演作に『市子』(23)、『秒速5センチメートル』(25)、『爆弾』(25)など。2026年3月31日スタートの連続テレビ小説『風、薫る』の出演が決まっている。

PHOTOGRAPHER:TOMO TAMURA,INTERVIEWER:TAKAHIRO IGUCHI