円神の楽曲の魅力、表現力の幅の広さを見せつける

「ここからは大人な円神をお楽しみください」という紹介から始まったこのパートでは、それぞれがハンドマイクを持ち、『Highway In Blue』、『Far away』と高いボーカル力でしっとりと歌い上げる。宮里と中本のアカペラパートからはじまる『YOU』、『To The Light』とストレートに歌声の魅力を伝えると、MU3Eからは大きな歓声が送られた。特に『To The Light』は、イントロで歓声が上がるほどの、円神にとっての大切な楽曲。その想いに応える様に、宮里と瀧澤は感情たっぷりにパフォーマンスしていた。

3周年記念デートをテーマにし、“恋人視点”からメンバーを映したVTRでは、お化け屋敷に本気ビビりする山田、子供向け車のアトラクションで「俺のポルシェ乗る?」とカッコつける中本など、ここでも個性が爆発。会場は大きな笑いに包まれた。

ストリートファッションに衣装チェンジした9人が再びステージに現れると、『Anniversary』、を披露。『Wanna Love Me』では、目が離せないほどのハードなダンスを魅せる。中谷、中林、中本の関西弁が楽しめる『Messing Around』、山田のフリースタイルラップで魅せる『Gunshot!!』と続く。瀧澤を中心としたダンスパートは、まさに圧巻の一言。その後も『Addicted』『Perfect Step』とパワフルにパフォーマンスし、円神の楽曲、表現力の幅の広さを見せつけた。

ライブの人気楽曲『TREASURE』では、タオルをクルクルと振り回し盛り上げる。曲の最後にはメンバーが使っていたタオルを客席に向かって投げる嬉しいサプライズも。A.rikがタオルを上手に投げられず、ステージ後方に飛んでいってしまうアクシデントも笑いを誘った。最後の楽曲『Perfect Circle』で全力の笑顔を見せながら、希望あふれるダンス&ボーカルを届けてくれた9人へ、大きな歓声と止むことのない拍手が贈られた。