こんにちは。GANG PARADEのキャ・ノンです。先週末からいよいよ、GANG PARADE SO LONG TOURがはじまりました。ライブって超たのしいな、を毎日感じています。余韻に浸りつつ、次の公演に向けて準備する感覚が、これぞツアーという感じがして最高です。というわけで今日は、初日宇都宮公演の日のことを書いていこうと思います。
喉が渇いた。冷たい水を今すぐにガブガブと飲みたい。そうだった、ワンマンライブって水が飲めなくて喉が渇くんだった。そんな感覚がひさしぶりに感じるくらい、ギャンパレのワンマンツアーは約1年ぶりで前回からかなり間が空いていた。



ツアー初日は宇都宮からはじまった。行きの電車は途中で1時間ほど止まって、会場にたどり着くまでに大変な目に遭った。今も帰りの電車に揺られながらこれを書いている。腰が痛くて何度も体を捻りながら、だいぶ乗った気でいたけれど、あと12駅あった。家に着く時間の遅さに絶望しながらも今日のことを振り返る。
SEが流れて、メンバーがステージに上がって、フロアを見るとみんなの顔が見えた。大好きな場所に帰ってきたような、この景色をずっと楽しみにしてきたような、安心感と喜びと、そしてさみしさが一気に込み上げてきた。いろんな感情がぎゅっと上がってくる。ネタバレになってしまうのでセットリストのことは言えないけれど、歌っている曲の歌詞がいちいち自分に刺さってきて、そしてこの歌をギャンパレとして歌えることもあと何回なんだろうなんて考えてしまう。
それでもバンドライトの光は綺麗で、遊び人の表情は素敵で、わたしはこの景色を焼き付けようと必死になった。目の前のことに夢中になると、ふっとさみしさは消えてくれる気がした。
アンコールMCでココが「いい意味でみんなの人生にトラウマを残してGANG PARADEという存在を刻みつけていきたいなと思いました」と言っていて、ああ同じように同じことを考えてるんだとうれしくなった。11人もいれば11個の脳みそがあって、思考とか感覚とか当たり前にバラバラで、でもだからこそ面白くて一緒にいてたのしくて。わかりあえないことがあってそれは当たり前で、だけどここまで活動してきてギャンパレが大切だってことは絶対に揺るがない同じものがあって、それって本当に素敵だなと思ったし、この先そんなものに出会えないかもしれない。そんなものに出会うことなく終わる人生もあったかもしれないと思うと、わたしはすごく幸せなのかもしれないし、だけどやっぱり失うことはすごくかなしい。
何年経っても遊び人のトラウマになれるような、そんなライブを最後まで届けていきたい。


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