デビュー当時の自分達は「もう青くて、青くて」
佐野 僕はこのアルバムのリード曲になっている『Gamer』です。ポジティブなメッセージを持つ楽曲を、表題曲であったり、僕たちの軸として発表してきたのですが、『Gamer』はさらにブラッシュアップした作品になっていると思います。コレオグラファーもデビュー曲以来となるkazuki(s**t kingz)さんに担当していただいて。同じ振り付け師さんに担当していただいたからこそ、僕らの3年間の洗練されてきたパフォーマンスを見せたいと思いましたし、常にアップデートしていけるよう、これからもこの子(『Gamer』)とは付き合っていきたいと思っています。
浦野 ヒューヒュー!
佐野 ?
浦野 「付き合っていきたい」って言ったから……。
――(笑)。kazukiさんと久しぶりにお会いして「大人になったね」という感じのことは言われましたか?
佐野 『UBA UBA』(デビュー曲)の時は、もう青くて青くて。グループ名に蒙古斑がついているくらい青かったので、その時から比べたら少しは垢抜けた僕らを見せられたのかなと思います。
――見ている側からすると、デビュー当時からカッコ良かったと思うのですが、ご自身たちではそう感じられるのですね。
佐野 そうですね、当時は自分たちも青いとは思っていなかったというか、「これが最高クオリティだ」と思っていたのですが、今見るとめちゃくちゃ恥ずかしいです。
浦野 昔の映像とか見ると「若いなー!」って恥ずかしくなりますね。
佐野 今の僕らを、3年後の僕らが見てもきっと恥ずかしいんだと思います。
中川 僕は『Better Day』が好きです。このアルバムの中でも、ある意味毛色が違うというか。トラックも自分たちを包み込んでくれるような柔らかさで、歌詞も疲れた心、傷心中の方に響きやすい、沁みるリリックだと思います。皆さんの心に響いてくれていたら嬉しいなと思います。