学生時代に打ち込んでいたこと

――『メカバース:少年とロボット』はアカデミーが舞台ですが、それぞれ学生時代に打ち込んでいたことを教えてください。

辻野 器械体操です。小学校2年生から中学3年生まで続けました。

――どういうきっかけで器械体操をやろうと思ったんですか。

辻野 突然、身体を動かしたいと思って(笑)。それで親に相談して、やることになったんです。

――体を動かしたくて器械体操って、かなりハードルが高そうですが(笑)。

辻野 なぜか小学2年生の私にはビビッときたんです(笑)。とき宣のパフォーマンスでもアクロバットを取り入れていただいているので、今に繋がっています。

小泉 私は高校生の頃にアコースティックギターを習い始めて、教室に1年通って、今も独学で続けています。

――どうしてギターを始めたんですか。

小泉 中学生のときに軽音楽部に入っていて、高校生になって、本格的にギターを始めて。自分で弾き語りするようになって、とき宣のライブやYouTubeでも披露しています。

吉川 私は小学校のときから長距離が得意で。自分の中で上位を獲れるものは長距離だなと思って、小学生から中学2年生まで陸上部に所属していました。そこまで足が速かったわけではないんですけど、大会のメンバーにも選ばれていました。

――では持久力には自信がある?

吉川 ずっと運動をしてきたので体力はあるほうだと思いますし、とき宣のライブでも活かされているのかなと。ただ長距離は、もう走りたくないです(笑)。

坂井 高校3年生のときに、立候補して一から文化祭の内容を考えました、私は飲食店をやりたかったので、企画書を作って、それを提出したら通って。そのときは「白玉とアイスの黒蜜かけ」を販売しました。

杏 私は4歳の頃からバレエを始めて、将来はバレエダンサーになるのが夢で、芸能活動を始めたのは中学3年生だったのですが、それまではバレエ中心の生活を送っていました。

――バレエ経験はとき宣でも活きていますか?

杏 重心の置き方などが違ったりするので、最初は苦戦したんですけど、慣れてきたらバレエらしい動きも活かせるようになって。今もパフォーマンスでバレエの動きを取り入れてもらっています。

菅田 私は熱中していたことが二つあって。一つはちっちゃい頃からドラマが大好きで。まだ録画機能とか分からない年齢から、手書きで観たいドラマのスケジュールを書いて、テレビの横に貼っていました。もう一つは習い事です。水泳と書道は小学生に入る前から習っていたんですが、他にもそろばん、お料理、ピアノ、バレエ、塾などに通っていて、お休みは週1回ぐらい。1日に2つ習い事をはしごすることもありました。どれも自分がやりたくて通っていたことなので苦にならなかったですし、今こうして毎日忙しくても芸能活動を楽しくやれているのは、そのときの経験が大きいです。