ドラマ『君が心をくれたから』は永野芽郁さんと山田裕貴さんのお芝居が瑞々しかった

――出演中のドラマ『君が心をくれたから』が佳境を迎えていますが、オファーがあったときのお気持ちはいかがでしたか。

萩原護(以下、萩原) 同じ「月9」枠で放送されていたドラマ『ミステリと言う勿れ』(22)が大好きでリアルタイムで観ていたのですが、今回の『君が心をくれたから』もプロデュースの草ヶ谷大輔さん、演出の松山博昭さんなど、共通のスタッフさんが多くてうれしかったです。家族に「月9が決まった」と報告したら、驚きながらも、「本当に出るの?」みたいな反応でした(笑)。

――脚本を読んだときの印象は?

萩原 一言で言うと「苦しい」ですね。命に関わるお話しですから。でもヘビーなだけじゃなくて、心温まるシーンも多いですし、すごく撮影が楽しみになりました。

――萩原さんが演じるのは、老舗煙火店「朝野煙火工業」で働く花火師の飛岡雄星ですが、事前準備などはしましたか。

萩原 事前に資料をいただいて、「星」作りなどの花火を作る手順は勉強しました。とても危険な仕事なんですよね。

――朝野煙火工業で働く面々は、当主・朝野陽平を演じる遠藤憲一さん、その息子・太陽を演じる山田裕貴さんを始め、錚々たるキャリアの方が顔を揃えています。

萩原 撮影が始まった当初は、年上の方々ばかりなので緊張してスタジオの端っこにいたんです。でも皆さん気さくに話しかけてくれますし、山田さんも「こっちに座りなよ」と優しく声をかけてくださって、温かい撮影現場でした。

――雄星は、太陽の妹・春陽に思いを寄せます。春陽を演じた出口夏希さんの印象はいかがでしたか。

萩原 出口さんとは過去に『クレッシェンドで進め』(22/日本テレビ)というドラマでご一緒したことがあって、そのときに僕は栗田という役を演じていたので、みんなから「栗ちゃん」と呼ばれていたんです。今回の現場で再会したときも「栗ちゃん!あ……間違えた」というやり取りがあって(笑)。とてもフレンドリーな方です。

――完成した『君が心をくれたから』を観て、どんな印象を持ちましたか。

萩原 切ないし苦しいお話ですけど、主演の永野芽郁(逢原雨)さんと山田さんのお芝居が瑞々しいですよね。学生時代の回想シーンも学生にしか見えないですし、お二人ともすごいなと思いました。

――萩原さんは2022年から日本ガイシ株式会社のCMに出演していますが、本格的なドラマ仕立てで、2月から新作も公開されています。

萩原 僕が演じるのは小松ワタルで、第一弾では都会から田舎に引っ越してきて、あまり馴染むことのできない高校生。第二弾ではその5年後が描かれていて、日本ガイシさんに就職して1年目の新入社員です。仕事が上手くいかずに未来が見えなくなってしまったワタルが、また未来を見つめ直すストーリーになっています。

――それぞれ舞台も違いますよね。

萩原 第一弾が北海道の小樽、第二弾が日本ガイシさんの本社がある名古屋でした。

――それぞれの撮影で印象的だったことを教えてください。

萩原 小樽には4日間滞在したんですが、それまで北海道に行ったことがなかったのでラッキーでした。季節は初夏ぐらいで過ごしやすかったですし、海産物が本当に美味しかったです。それから2年近く経って第二弾の撮影があったんですが、クランクインの日に「おかえりなさい」と言ってもらえて、うれしかったです。CMには日本ガイシさんに勤めていらっしゃる方々もエキストラとして出演されているのが印象的でした。