いつもとは違う見せ方でオリジナル曲を披露するのを大きな軸にしている「梅雨祭」

―6月7日に毎年恒例のコンセプトライブ「梅雨祭2024 -Dance in the rain-」が開催されますが、「梅雨祭」はいつから始まったのでしょうか。

市川優月(以下、市川) 1回目が2022年7月3日で今年が3回目です。「梅雨祭」が他のワンマンライブと違うところは、アーティストさんとのコラボで、いつもとは違う見せ方でオリジナル曲を披露するのを大きな軸にしています。知っている曲がどんな感じに変わるのかを楽しみにしてくれているファンの方も多いです。

――1回目から振り返ってもらえますか?

市川 1回目は太鼓パフォーマーの一彩さんをお招きして「DROP DROP」等をコラボしたんですが、アメフラの曲に意外と“和”のテイストが合うんだという発見がありました。

鈴木萌花(以下、鈴木) 和太鼓によって夏らしさがプラスされて、リハーサルの段階から楽しかったですし、当日は文字通り“お祭り”感がありました。

小島はな(以下、小島) 日本人にとって太鼓の音って子どもの頃から馴染み深いものだから、気持ちが高ぶりました。

愛来 来てくださった皆さんが、ここぞとばかりに大きい声を出してくれて、魂の叫びのような熱さを感じました。中でも夏曲の「轟音」は「梅雨祭」にぴったりだなと感じました。

――最初から毎年恒例になるのは決まっていたのでしょうか?

鈴木 1回目の時点で恒例にしていきたいねという話はしていました。事務所の先輩のももクロ(ももいろクローバーZ)さんも祭りをテーマにしたライブをやっていて、屋台なども出していたので、そこへの憧れもありました。

愛来 正直、恒例にしていくという話を聞いたときはイメージが湧かなくて。ももクロさんの「桃神祭」や「夏のバカ騒ぎ」を何回も観させていただいていましたが、自分たちで毎年恒例のライブを主催するということ自体が初めてだったので、どうやって見せたらいいのかも分からないし、不安もありました。ただ「梅雨祭」をきっかけに、メンバーも見せ方についてこれまで以上に考えるようになって。私自身、普段から他のアーティストさんのライブ映像などを観て、すごいなと感じたことをノートに書き留めるようになりましたし、メンバー全員の意識も変わったと思います。

――昨年はRAM RIDERさんとのコラボでしたね。

市川 RAM RIDERさんをお迎えすると聞いた時点でアメフラの楽曲との相性が楽しみだなと感じていたんですが、当日は予想を上回るかっこよさで、ファンの皆さんの歓声もすごかったです。

小島 RAM RIDERさんが曲の繋ぎもアレンジしてくださったんですが、「この曲にこの曲がこういう風に繋がるんだ」っていう驚きもあって、めちゃめちゃかっこよかったです。

愛来 現代のお祭りというか、クラブというか、これまでにない空間を作り出せたし、RAM RIDERさんがかっこよくアレンジしてくださって、新しい見せ方ができました。

――今年の「梅雨祭」はどういうコラボレーションを予定しているのでしょうか?

鈴木 プロのダンサーさんと一緒にパフォーマンスをします。これまで「SPIN」や「DROP DROP」のMVでプロのダンサーさんとコラボレーションさせていただいたことはあるんですが、それをライブでできるのが楽しみです。

愛来 新衣装や新曲も用意しているので楽しみにしてください。

鈴木 初めてホールで「梅雨祭」をやるんですが、どんな雰囲気になるんだろうという不安もありつつ、楽しみな気持ちが大きいです。


AMEFURASSHI / 梅雨祭2024 -Dance in the rain- (TEASER)