初めての日本遠征で一体感のあるライブができた

――これまでを振り返って、印象的なライブをお一人ずつ教えてください。

Mirai デビューして2ヶ月ぐらいのときにキャンプ場でやる音楽フェスに出させていただいて。朝早くから始まって、ライブ前にラジオ体操をしました(笑)。いろんなアーティストさんの中に入れてもらったので、アイドルをあまり観たことのない老若男女のお客さんがたくさんいらっしゃって、普段のライブとは違う雰囲気で楽しかったです。

Ayano 今年なんですが、台湾で一番好きなアイドルグループの推しメンの卒業ライブに参加させてもらったのが印象的でした。緊張しすぎて、推しメンと話すことができませんでしたが……。

Nao バンドもアイドルも出る台湾の大きい野外フェスに出たことです。あまり野外でやるチャンスもないので新鮮でした。

Mei いつもお世話になっているライブハウスで毎年カウントダウンライブをやっていて、今年で2回目の参加だったんですが、台湾のアイドルが何十組も出る大型の対バンライブで、昼から始まって年越しまでやっているんです。たくさんのアイドルファンが来て、みんなでワイワイお酒を飲んで盛り上がっている中、ライブをやるのが楽しかったです。

――今年5月に初来日して、11日に大阪、12日に東京で対バンライブに参加しましたが、感想はいかがですか。

Mirai 当日まで日本でライブをする実感がなくて、信じられない気持ちでした。

Mei 大阪でライブを行った後も、なかなか実感が湧かなかったです。ただ特典会に前のグループ時代から私のことを知っている日本人ファンの方がいらっしゃって。私がデビューしたての6年前に台湾で一緒に撮影したチェキを持って来てくれたんです。それで「今回は日本での初チェキになるね」と言われて、思わず涙があふれました。

Nao 楽屋にいたときは台湾にいたときと同じ感覚だったんですが、いざマイクを渡されたときに緊張して、「ちゃんと日本語を話せるかな……」と不安になりました。でもステージに立って、日本語のコールが聴こえたときにホッとして、全力でパフォーマンスをすることができました。

Ayano 台湾から一緒に来たファンの方々もいたから、初めての日本でも楽しくライブができました。日本のお客さんも台湾のファンの方々に合わせてコールをしてくれて一体感があって。これからもどんどん日本のステージに立ちたいと思いました。

Mirai おそらく4人の中で、私が一番緊張していたと思うんです。出身地の日本だからちゃんとしなきゃ、みんなを引っ張らなきゃというのもありましたし、前のグループから応援してくれたファンの方々にも2年ぶりに会えるし、会場も以前立ったことのある場所。さらに家族全員が駆け付けてくれて、普段は中国語を全然話さないのに、いきなりSEで「謝謝」と言うぐらいテンパっていました(笑)。でもライブが始まったら本当に楽しくて、あっという間の時間だったので、また日本で絶対にライブをやりたいと思いました。

――台湾人メンバーはライブ以外で、日本で楽しかったことは何でしたか。

Mei みんなで一緒に大阪でお好み焼きを食べたことです。すごく美味しかったです!

Ayano 私は日本のお米が大好きなんですが、大阪で焼き肉屋に連れて行っていただいて、たくさんご飯を食べました!

Nao 私はショッピングが大好きなので、なんばと梅田の洋服屋さんで買い物できたのがうれしかったです。