「私達」ではなく「うちら」、≒JOYらしさが表れた歌詞

――では、ここからは、1stシングルについて深掘りしていきたいと思います。まずは、今回の新衣装については、いかがでしょうか?

藤沢 「体育館ディスコ」っていうタイトルを聞いた時に、衣装の想像が全くつかなかったんですが、学校が舞台かな?と思ったので、制服っぽい衣装なのかなと思ったら…、あれ!?

二人 可愛い~!

髙橋 っていう、ね(笑)。

藤沢 可愛らしさもありつつ、少しハードな感じのアクセサリーもあり、新しいタイプの衣装だなと思いました。特に、前回の「無謀人」の衣装がパンツスタイルだったので、今回の衣装のようなフリルがついたスカート衣装は珍しいですね。

髙橋 バレエコアという流行りの要素も取り入れられています。リボンやチュール、フリルがこんなにもついているのは、≒JOYの衣装では初めてです。

藤沢 女の子の憧れが詰まった衣装って感じがして、私達もお気に入りです。

――最初に曲を聴いた時の印象はいかがでしたか?

髙橋 タイトルを見た時に、1stシングルはディスコでいくんだ!って、びっくりしました。アイドルさんやアーティストさんの楽曲において、キャッチーで耳に残る、(タイトルの)ファーストインパクトって、とても大事だと思うんです。指原さんがすごく素敵なタイトルと歌詞を書いてくださったので、私達がそれを歌に乗せて届けなきゃいけないんだという使命感みたいなものも芽生えましたね。ディスコって、私的には、あまり想像がつかなかったんですが、初めて曲を聴いた時は、曲調に惹かれて、とてもテンションが上がりました。

――歌詞では、どんなところが気に入っていますか?

藤沢 「第一ボタン 放課後は開けちゃって」や、「終業式 巻きで終われ!」など、学生を感じるような歌詞がとても多いんです。2番の「君の人生! 主役は君! 全力 生きるだけ」という歌詞がすごく好きです。私達も全力でアイドルをやっているので、自分の人生、自分が納得いくように全力で頑張ろうと思えましたし、とても刺さりました。

――他に、聴きどころを挙げるとしたら、どんなところでしょうか?

藤沢 イントロがほとんど無いんですが、最初からみんなで歌って、最後も全く同じ歌詞でみんなで歌って踊るので、そこがすごく好きですね。ディスコ感が一番溢れているのは、曲の最初と最後なのかなとも思います。ファンの方達も、そこは自由に踊って楽しめる部分だと思います。

――髙橋さんはいかがですか?

髙橋 歌詞は、莉子ちゃんが言ったように、THE学生という感じがしますよね。自分が学生時代に考えていたことが全部書かれているような気がします。最後の方で「うちらなら 世界中がDISCO」という歌詞があるんですが、「私達なら」じゃなくて、この「うちらなら」というところが≒JOYだよなって感じがしました。ここは、江角怜音が歌っているんですけど、怜音だったら「うちら」って言うだろうなって感じがしました。まさに、最後のこの部分に、≒JOYらしさが表れていると思います。

――では、振り付けやダンスについては、どうでしょうか?

藤沢 ダンスは、今までの楽曲の中で、最高難度でした。かなり苦戦したんですけど、ファンの皆さんが真似出来るような振りも入っていますので、手の振りとかは是非、真似して頂けたらなと思います。あとは、間奏でダンスパートがあるんですけど、そこはかなりバキバキに踊って頑張ったので、ライブで是非見て頂きたいなと思います。

――藤沢さんは苦戦したとのことでしたが、髙橋さんはいかがでしたか?

髙橋 私は、1日目の振り入れが終わった時に、ダンスが難しくついていくのが大変でした。みんな必死に食らいついていて、ダンスの先生も素敵な作品にするために、愛のある指導をしてくださっていたので、今回の振り入れは本当にみんな頑張ったと思います。

――MUSIC VIDEOも公開されていますが、見所はどんなところでしょう?

藤沢 最初から最後まで、しっかりとストーリー仕立てになっていて、全部のシーンに意味があって繋がっているので、繰り返し見ていただけると、色々な発見もあり、楽しんでいただけるのかなと思います。

髙橋 今回は、いろいろな教科の先生、生徒役の方などエキストラの方がたくさん参加してくださっているんですけど、全員が登場して、ディスコを楽しんでいる最後のサビのところは是非見ていただけたら嬉しいです。