トランプをモチーフにした2ndシングル表題曲「ディセイブジョーカー」に自信
――現体制となってから初のリリースとなる、2ndシングル『ディセイブジョーカー』(2024年7月30日リリース)への思いを、メンバー兼プロデューサーの相笠さんに伺いたいです。
相笠萌(以下、相笠) 現体制となってからのメタモル‼︎!があまり知られていないと思い、当初はリリースを迷っていたんです。でも、シングルをきっかけにリリースイベントで「新たなファンの方々に会えれば」とも思っていて、このタイミングでのシングル発売になりました。
――結成メンバーとして、相笠さんと共に歩んできた華嵜さんは?
華嵜ふな(以下、華嵜) 1stシングル『リセマラブゲーム!』(2022年7月26日リリース)の当時は、人気がなさすぎてお役に立てなかったので…(苦笑)。今作では成長を見せつつ、グループに貢献できればという思いです。
――収録曲についても、その魅力などを伝えていただきたいです。まず、グループ曲では作詞も担当する相笠さんに表題曲「ディセイブジョーカー」について伺えれば。
相笠 グループの曲ではほとんどの作詞を担当していますけど、この作品では、メンバーの憧れでもある作曲家のタケノコ少年さんにお願いしたんです。自分でやっていると似たり寄ったりの言葉を並べてしまいがちだし、せっかく最新のシングルをリリースするならと思い、お力を借りました。曲の尺は比較的短いんですけど、全体の音は濃いです。個人的に、音の薄い曲が苦手で。特に裏の音が強く、同じメロディーが繰り返されるのでサビが覚えやすいし、振り付けもマネしやすくなっています。曲自体のモチーフがトランプで、衣装にも表れていますし、独特な世界観にも注目してほしいです。
――MVでもトランプを用いていて、キャッチーな印象もあります。
相笠 グループとしてはダークな曲が多いので、リリースイベントでグッと心をつかめる曲を作りたかったのもあるんです。ショッピングモールで、ダークな曲を歌い続けるのもあんまりかなと思って…(笑)。でも、キャピキャピする曲は私たちに似合わないし、自分たちを上手に表現できる、いい曲になったと自信はあります。