学生のうちに学園ものの作品に出てみたい | 近藤華 「映画『サユリ』で、怖くて観るのも苦手だったホラーのヒロインを熱演」 INTERVIEW

学生のうちに学園ものの作品に出てみたい

――近藤さんは中学２年生のときに、このお仕事を始めたそうですが、ずっとお芝居に興味があったんですか。

近藤　小さい頃からドラマを観るのが好きだったんですが、５歳のときに観た朝ドラの「ごちそうさん」（13／NHK）でヒロインを演じた杏さんに惹かれて。初めて女優さんという職業に興味を持ち始めて、そこから自分もやりたいなと思っていました。

――実際にお芝居を始めたきっかけは？

近藤　コロナ禍で学校に行けない日々が続いて、特にやることもなかったんですよね。そのときに普通の学校生活が始まったら、新しい挑戦をするのは難しいなと思って、ずっと憧れていた女優さんをやるなら今しかないと思ったんです。それで今の事務所のオーディションを受けたら合格しました。

――もともと人前に出て何かすることは好きだったんですか。

近藤　５歳からバレエを習い始めて、８年ぐらい続けていたんですが、発表会に出るのは大好きでした。

――バレエの経験がお芝居に活きている部分はありますか。

近藤　特に意識しなくても、ふとした動きを綺麗にできるのは、バレエの経験が活きているのかなと思います。

――初めて撮影現場に行ったときのことは覚えていますか。

近藤　それまでドラマや映画を観ても、俳優さんたちのお芝居にしか目が行ってなかったんですが、撮影現場にはたくさんの方々が関わっていて。こんなにも多くの人たちがいたんだとビックリしましたし、こんな中で演技に没頭する俳優さんたちはすごいなと思いました。

――ちなみに先ほど絵を描くというお話がありましたが、幾つぐらいから描いているんですか？

近藤　私はアニメーションも大好きで、小学５年生からタブレットで自作のアニメーションを描いています。

――ぜひ近藤さんの描いたアニメーションを観てみたいです！最後に今後チャレンジしたい役柄は？

近藤　現在、高校2年生なんですが、この年齢だからこその役柄を演じてみたいので、学園ものに出てみたいです。

PHOTOGRAPHER：TOMO TAMURA,INTERVIEWER：TAKAHIRO IGUCHI,HAIR&MAKE：MASAKO IDE,STYLIST：TOMOMI SUGINAGA